今回は、僕も保持している医療資格である理学療法士の学生向けの内容です。




理学療法の学生の方は、そろそろ就職先を本格的に考える時期にきましたね。
それもあってか最近、学生の方から頻繁に同じ類の相談を受けます。

 





 

「中野さんのようにスポーツ選手に関わっていきたいのですが、どんな就職先を探したら良いですか?

 






今回は、スポーツに関わりたいと考えている学生の方には是非ご一読いただきたい内容です。

 

先の質問の答えから言いますと、どこでもいいです。

僕自身、最初の就職は一般病院ですし、その後は老健やデイサービス、訪問リハなど介護医療分野に進みました。





 

その間、自分でスポーツ現場を探して業務外でスポーツトレーナーの経験を積みましたし(全てボランティアです。ボランティアの問題点に関してはコラムを書きましたのでご参照を。こちらです)、自分でいろいろな活動をして、周囲の方々からの協力を得ながら今の活動状況に至っています。

つまり、自分のやりたい活動のための環境を自分が動くことで作ったのです。

 




 

進路に悩む学生の方に伝えたいことは、



 

①諦めることを忘れること

やりたいことを実現するには、「諦めないor諦める」というスタンスでは、あまりにも壁が多いです。

「諦めない!」と考えていると、常に諦めないor諦めるという中で壁に向かうことになります。

これはしんどいことですし、諦める道の存在を意識することにもつながります。

僕は、「諦める」ということを考えたことがありません。

そもそも「諦める」という選択肢が頭になかったのです。

「好きなことややりたいことを仕事にする」のは、本質的にはそういうことだと思います。

※好きな人と付き合うのは、何度も諦めたことはありますが笑

 




 

②自分のやりたいことを実現する環境は、自分で作ること。

「スポーツ選手に関わりたいから、スポーツリハをやっている施設に就職する。」

一見当たり前ですし、目指す方向というのも理解できます。

でも僕は初めからその方向性は頭にありませんでした。

僕はずっと以前から、自分のケガの経験を踏まえてスポーツトレーニングの現状に疑問を感じていましたので、「他の誰もやっていないことをやりたい」と思っていました。

だから、基本的には誰かを追随することは考えられなかったのです。





 

そもそも、「スポーツリハをやっている病院」という理由で就職し、もし自分のイメージと違う環境だったらどう思いますか?

不満を感じたり、環境のせいにしがちになりませんか?

僕は、自分が納得するためには、自分で環境を作っていくことで、誰かのせいにできない状況を求めました。

他の人がやっていないこと、自分がやりたいことをやっていくためには、そうするしかなかったという側面もあります。





 

たった一度の人生、自分の可能性にかけてみたかったのです。

世の中に自分は絶対に自分しか存在しません。
だったら自分にしか出来ないことに挑戦したいというのが僕の性格なのです。

裏を返すと、他のみんなと同じことをすることに何故かすぐ違和感を感じるという困った性格でもあります笑

 




 

学生のみなさん。
自分の人生において起こる様々なことを、環境や誰かのせいにすると、とても大きなものを見失います。

自分が存在する意味や、人生かけて果たすべき役割を常に考えられる環境に身を置いて下さい。





 

今回の内容は、決して「スポーツをやりたければスポーツリハをやっている施設に就職すべきではない」という意味ではありません。

環境に依存して自分のやりたいことをやるのは、実は注意が必要。
やりたいことがあるなら、主体的に行動する。ということを理解してほしくて書いています。





 

誰から何を言われても、数ある選択肢の中からの自分の行動を決定しているのは自分自身です。

全て自分自身の「選択」です。

全ての行動、結果の責任は、自分にあることを自覚しましょう。

それがあって初めて次への成長です。

運が悪かった、誰かの妨害、不確かな情報、それらのせいにしていては成長はできません。

 




 

そして大切なのは、すでに存在している環境に組み込まれるのではなく、「仲間も含めて自分で環境をつくる」という姿勢です。

決して自分の人生を他者や環境に依存してはいけません(人に頼るなという意味とは違いますよ)。

 




 

どんな職場に就職しようとも、要するに自分次第です。






JARTA
中野 崇