こんばんは。
大阪・堺にあるアスリート専門コンディショニング BODY Sync.
院長の中野です。


かなり秋も深まり、紅葉がきれいになってきましたね。
先日は女子サッカーINAC神戸の試合に招待していただき、家族で観戦してきました。

今シーズン最終戦、全勝でのリーグ優勝を決めた試合でした。


本当にありがとうございました。
そして本当におめでとうございます!






さて、今回は「抽象度を上げる」というテーマです。


先日、息子が、
キリンのおもちゃとバナナを持ってきて、
一緒や!」と言ってきました。



”キリンとバナナが一緒!?”



よくよく本人に聴いてみると、
理由は「どっちも黄色やから」だそうです笑



なるほど。
単純な答えですが、意外に思いつかないものです。。



「◎◎とかけて△と解く!その心は~。」と似てますね。



子供ならではの純粋な視点に関心させられながらも、
これは思考の抽象度を高めるためには
良い練習になるかも知れないと思いました。




キリンとバナナのように、
一見、まったく関係のなさそうな複数のモノ(事象)について、


それらの間に存在する ”共通項” をできるだけ多く探す。



これは非常に簡単に行える、効果的な練習になると考えています。



なぜなら、
一見全く関係のないモノの共通項を見つけるには、
必ず抽象度の高い思考をしなければならないからです。



例えば、
自転車と傘。


共通項は、
・道具。
・一部の人にとっては生活必需品。
・金属の骨組みをベースにした構造体。
・折り畳める商品がある。
・風が強い日は使いにくい。
・高級ブランドもあり、値段はピンからキリまで。
・使用する年齢層は幅広い。
・男女ともに使用する。

などなど、あげればたくさん出てきます。


もちろん上記の共通項の中には抽象度の高低があり、
より多くの物事にも通用する共通項は、抽象度が高いと言えます。



抽象度の高い思考ができるようになると、

新しいアイデアを生み出したり、
問題の解決策を生み出したり、
物事の要点、本質を理解しやすくなったり


といったことに役立たせることができます。



当然、治療するときにも非常に重要なことです。


人間の身体は、
抽象度の高い部位と、低い部位(具体度の高い部位)
が混在していますので。
※詳しくはまた後日。







たくさん共通項を思いつくコツは、


まったく共通点が思いつきそうになくても、
とにかくまず「同じだ」と言ってしまうことです。


そうすることで、
脳が ”答えありき” で思考してくれます。
当然、答えが思いつきやすくなりますね。



同じような考え方で、「思い出せ」と言ってみるのも
似たような効果があります。
自分の潜在意識に暗示をかけるんですね。







脳を柔らかく使うためにも、
あまり真剣にやらないでくださいね笑




お読み頂き、ありがとうございました。





大阪・堺
アスリート専門コンディショニング BODY Sync.

院長  中野