こんにちは。

ずいぶん涼しくなってきました。季節の変り目の風邪には気をつけて下さい。
東洋医学では、夏に日焼けしすぎると秋口に風邪を引きやすくなると言われています。


話は変わり、
みなさんは筋トレについてどのようにお考えでしょうか。
重視していますか?

私の個人的な考え方としては、
決して重視していません。
というより、


”筋トレよりも先にやるべきことがある”

と考えています。



なぜなら、
構造を変化させると、強度や出力は改善することが可能だからです。

例えば、

画用紙の上に積み木をのせようとすると、
当然ですが、のりません。


しかし、

このように折り目を一つつけるだけで、
積み木をのせることが可能になってしまいます。
画用紙の素材が変わったわけではありませんし、
分厚くなったわけでもありません。
しかし、強度は間違いなく変わりました。

物質は、構造を変えるだけで、強度を増すことができる。
人間の身体も同様で、



構造を調整するだけで(=骨格や関節を調整するだけで)、

強度を増すことができる(=筋出力、バランス、筋緊張など多要素)。


具体的な一例を挙げると、

股関節位置を適正な位置に調整すると、
可動域も改善しますし、
大殿筋や中殿筋はもちろん、
周辺部位を含めての筋出力、筋緊張、バランスにも変化が現れます。
本人の自覚としては、
調整前よりも大きい力が、軽く出せる感じになります。





さらに、


このように折り目を加えると、





こんなにのせることも可能になります。

アスリートの調整はこんな感覚に近くなります。



極めつけは、この形。




         ↓



構造変化による、
パフォーマンス変化の例です。
治療イメージにも活用しています。




筋トレを処方するなら、
構造を調整し、適切なアライメントを作ってから
だと思います。



お読み頂き、ありがとうございました。