モルフォセラピーは、治療家ではなく、なんと美術家である花山水清先生により開発されました。
美術家である花山先生へは、「なぜ人間の体は左右非対称な部分があるのだろう?」と疑問を持たれた事から、この治療法が開発されました。
この左右非対称な部分を、元の正常な位置へ戻すことにより、様々な症状が改善されることに花山先生は気付かれ、その法則を体系立てたものがモルフォセラピーとなっています。
モルフォセラピーにおいては、様々な痛みや症状は、背骨がズレることにより神経や血管などが圧迫さられることから起きていると考えられ、様々な症状を改善させる、治療法です。
とてもソフトな力で背骨のズレを一つ一つ戻していく不思議な治療法で、強い衝撃で矯正するものではないので、子供から高齢者の方まで安心して受けられる施術です。

左側に現れる筋肉の収縮を発見!!引用元 私の哲学から
デッサンするときのように、美術的な視点で人体を観察すると、顔や体の左右に違いがあることがわかります。
しかもその違いには、規則性があります。顔の場合、右目に比べると左目は小さくなり、口角は左側が上がり、鼻の孔の形は左が円くなります。
このような左側の筋肉の収縮が圧倒的に多いのですが、例外的に右側に収縮が現れることもあります。
しかし、これまで何万人もの人を見てきましたが、肩から下は必ず左側が収縮します。
左の肩甲骨が上がる、背中の左側の筋肉が盛り上がる、左のお尻が下がる、ウエストラインは右側がくびれて左側は寸胴になるという特徴が出ます。
この顔面は圧倒的に左側で、ときに例外があることと、肩から下は例外なく左側に現れるという規則性が大きな発見だと思っています。
人体の最も美しい形は、左右対称とされています。古代ギリシャやエジプトの彫刻はすべて左右対称です。
左右対称の体は神の現れであり、それが究極の美、美の原型となっています。この考え方がルネサンス期まで続き、それ以降もほとんどの人が人間の体は左右対称だと思っていますが、実際は違います。
現在の医学上では、睾丸は左だけ下がることくらいしか知られておらず、人体の左右差に規則性があることまではまったく認識されていません。

このように花山先生はおっしゃってます。
実際本当にそうかな?と疑って今も毎回お越しになっている方のお体を確認していますが、確かにそうなってますし、左から右に骨やフォルムを戻すように調整すると体が緩んできます。
これは私の中で本当摩訶不思議なことであると同時に、アートの世界だなと感じています。
身体の捉え方もそうですし、施術の仕方も美しい。
アーティスティックで追求すればするほど奥深く面白いです。美容師をしていた自分としてはモルフォセラピーは、何か共通するものを感じます。