ほとんどエアロビクスネタは書かないので、久しぶりに。
今の有酸素ダンスエクササイズは
インストラクターが動き(振付＝コリオ)を作ってレッスンするもの、と
既に出来上がってる振付(コリオ)を購入(ダウンロードとも言えるか)してそれを覚えてレッスンするプレコリオ
がありますね。
プレコリオじゃないほうのエアロビクスのお話し。
動けるメンバーさんばかりなら、レッスン展開も苦労しないでしょうが
現場ではそうもいきません。
スポーツクラブだと入門、初級、中級、上級をだいたい分けてあるので
メンバーさんもそれに従って参加しますから
まぁ、レベルが混在することはない前提になっています。
ですが、自主運営してるサークルレッスンやクラブの入門クラスとなると
ほとんど動けないメンバーさんの参加の比率はとても非常に高くなります。
ここは、インストラクターの力量を問われるところですね。
動けない人にも満足してもらえるレッスン提供ができるかどうか。
ワタクシ、こういう状況に置かれますと、俄然、やる気になっちゃう人です(笑)。
使えない動きのほうが多いんじゃないか? とも思えることも多々あり
昔、デビューしたばかりの後輩イントラは、泣きそうになってました。
「レッスンを作れません」って。
今日のなんちゃってエアロサークルでは、久々にご参加くださった方が
メニエールの症状も少し出てて、回転系と大きく横移動する動きが全然出来ないと仰る。
じゃあ、駄目な動き以外の動作でコリオ作りましょうと。
(私の担当するレッスンって、作っていったコリオは全然使えないことは多々あるので
参加者の動きを観察してその場で組み立ててる割合高いです)
ステップタッチを単なるステップタッチに終わらせず
軸の取り方と体幹を整えるファンクショナル系のトレーニングも兼ねるようにしたり…と。
(ボディポテンシャルメソッドを応用発展させてます)
なので、エアロビクスも有酸素運動のダンスエクササイズだけで終わらず
ちゃんとしたファンクショナル系の運動にもなっちゃうんですよね。
こういう自分が伸びるチャンスをもらえるのは
「今日、体調思わしくなくて、いつもより動けません～(泣)」という
制約を作ってくれるメンバーさんのおかげ。
動けない、出来ない、と捉えずに、出来ることに着目していくと
かえっていろいろな運動が出来ちゃうことが分かって
とても広がりが出て面白いですよ♪
動けなくて棒立ちするメンバーさんに
「なんで出来ないの」な～んて言っちゃうイントラさんもいらっしゃるようですが
それって「自分、指導力ありませ～ん」って自己紹介してるようなもんでしょ。
勉強不足だね。プロじゃないよ。
楽々フィットネス 武内美紀
記事ではいろいろと動きについて書いておりますが、WEB上での個別アドバイス等は控えさせていただいています。具体的なアドバイスをご希望の場合は、レッスンへのご参加をお願い致します。実際の動きを拝見しないことには、指導は成り立ちませんので、どうぞご理解いただきますようお願い申し上げます。★楽々フィットネス骨盤リンパ体操＆ヨガ 正しい美姿勢をサポート★
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