またもやカメラ、写真の話です。


元写真部の偉い方S氏にご指導いただき、

とりあえず、適切なシャッター速度、絞りによる画像のメリハリなど

状況に合わせて選択して撮影できるようになりました。

上司である編集長や、レイアウト担当の制作部長の

罵倒、いえ厳しい言葉も少しずつ減りだした頃、

S氏に言われました。


「mtちゃん、

(ハイ、私が当時20代でS氏のお嬢さんと年齢が変わらなかった

ということではなく

あの業界の”ちゃん”づけ呼び方です)、

普通に”見た時”と

ファインダー越しに”見た時”と

同じ風景見てても

”見え方が違う”

と思わない?」


そーなんです。


カメラ持たずに

肉眼で風景見てる時には気付かなかったことも


ファインダー通してみると

気付いたり

目に入ったりするわけです。


例えば、

被写体と周りとの距離感

光の加減


または

道端のゴミや

氾濫する街中の看板


面白かったのは

電線。


日常生活では電線、しょっちゅう見てるんだけど

あんまり気にならない。


ところが

ファインダー通すと


はっきり言って


邪魔

目障り

鬱陶しい


存在なんです。

(電線のないヨーロッパの街の写真と

日本の街の写真比べると一目瞭然)




ファインダー越しに”見る”時は

出来上がった写真

撮りたい写真

イメージ

意識

している


だから


見え方が違うんだと思います。




人間の感覚って

不思議ですね。


同じように

見る

聴く

触れる

動く

をしているはずなのに


意識の仕方で

感じ方は

まるっと

変わる。




合格

あ、

もういっこのブログ

GOODSをアップしました。

今、使ってる携帯マグです。

重宝しています。