土曜日はポテンシャル・ハンド・サポートの練習会をしておりました。
参加者は
ハンド・サポートA級指導士のE指導士と私
被験者役にS指導士(まだハンド・サポート指導士の資格はない)とうちの生徒のY様。
土曜日の一般レッスン終了後に開始。
まず、都合で30分しか時間のないY様に私がサポートを。
Y様、驚かれていました。
「手で動きを導かれるのがこんなに心地よいとは」と。
Y様がお帰りのあとは、指導士3人で2時間半ちかく、あーでもない、こーでもないと練習。
3人での練習を通して、ポテンシャル・ハンド・サポートもボディポテンシャルも基本は一緒なんだと痛感。
基本とは
1、明確な骨格のイメージがつかめているのか?
これはボディポテンシャルトレーニングの時も、骨格の動きが明確にイメージされてる箇所は身体の動きが明確だし、仮に何らかのトラブルがあっても改善が早い。
ハンド・サポートでは指導士が受講者の動きを導くのですが、受講者の身体動作=受講者の骨格の動きとして明確にイメージできてるのかどうか?
つまり受講者の骨格が浮き上がって見えるくらい明確にイメージできている必要があるのです。
E指導士と私はボディポテンシャル指導暦に2年半の差があります。
実際、E指導士はポテンシャルトレーニングの指導はまだ始めていません(昨年秋に資格取ったばかり)。
被験者役のS指導士が
「E指導士はまだ骨格の動きがつかめていない部分のサポートが曖昧。そこがmt指導士と違う」と。
(まだまだ私自身も未熟です)
2、経験による裏づけ
1の骨格のイメージをつかむには経験しかありません。
どんなに本読んだり、講義を聴いたりしても実践経験してなきゃ駄目です。
まずは、自分でボディポテンシャルトレーニングをつむこと。
人さまにポテンシャルの指導をする前に自分がやってなきゃいけません。
そして実際に人さまの骨格に触れて動きを導いてみる。
今、E指導士と私が練習会をしてるのはココです。
先日の仙台研修会でもみっちり勉強してきました。
でも実践経験による裏づけは不十分です。
私の場合、E指導士との練習会の他に生徒さんお二人に特別にお願いしてハンド・サポートの練習代になって頂いています。
また家族にも時間のある限りハンド・サポートを実施。
同じ人間でも、毎回感触は変わります。非常に勉強になります。
1と2、当たり前じゃん。何であらためて書いてるの?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
ええ、当たり前なんですが、こういった自分の体験の裏づけをしているフィットネス指導者、思っているよりも少ないですよ。
日頃のレッスン本数が多くて自己研鑽の時間が取れず、習ったことを自分のモノとして一端消化してる余裕がない。
また、「分かったつもり」のまま「体感による理解」がないままでの指導に慣れてしまっているのではないかと。
企業の研修会等でも同じことがあると思います。
講師がとても良い事を講義しても、講師自身が実践出来てなかったら説得力無いですよね。
あと「分かっている、知っている」のと「実際に出来る」のはイコールではないです。
子どものしつけなんかで
親「玄関で靴をそろえて脱いで」
子「分かってる!」
……でも子どもは実際に靴をそろえて脱いではいない。
「分かってるの」と「実際に出来る」のとの違いですね。
とにもかくにもいつも練習、トレーニングあるのみ。
これからポテンシャル・ハンド・サポートの資格取得を考えていらっしゃる指導士の皆様、まずはボディポテンシャルをみっちり自己トレーニングしましょう。
(実際、仙台のハンド・サポート研修会参加者の終了後感想で、「自分はもっとボディポテンシャルそのもののトレーニングが必要なのを痛感した」というのがありました)
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