歩く。
一番手軽に出来る運動です(ハンディキャップがなければ)。
夕方、日が落ちて数人のグループになって歩いていらっしゃる方をお見かけします。
で、「歩く」こと。
とてもシンプルな運動ですが、これがなかなか奥が深い。
時々、こんな質問を受けます。
「ちょっと長い時間歩いていると、足や腰が痛くなったり違和感を感じたりします。何故なんでしょう?」
歩く=有酸素運動=全身運動
と言われます。
全身運動についての詳細はこちら ご覧下さい。
では「歩く」ことを骨格の動きから考えてみます。
歩いている時、どこの骨が動いているでしょうか?
足全体?
骨盤?
腕?
体の主な骨格はほぼ全部動いています。
足首が動くと股関節が動く。
股関節が動くと骨盤が動く。
骨盤が動くと仙骨も動く。
仙骨が動くと脊椎が動く。
脊椎が動くと肋骨が動く。
肋骨が動くと鎖骨が動く。
鎖骨が動くと肩甲骨が動く。
以下略。。。。。。
つまり人間の骨格はつながっているので、
どこかが動けば、伝達or連動して骨格が動いていきます。
最初に戻って。
「ちょっと長い時間歩いていると、足や腰が痛くなったり違和感を感じたりします。何故なんでしょう?」
の質問。
原因は様々だと思います。
ひとつ考えられるのが、実は足や腰周りに痛み違和感を感じる原因が、肋骨や脊椎の動きの曖昧さに起因してること。
肋骨や脊椎、つまり上肢の動きになるわけですが、上肢の動きが悪くて下肢に負担がかかっているのかもしれない。
足や腰周りを鍛える、これもひとつの解決方法でしょう。
けれど、肋骨や脊椎の動きを調整すると、痛みや違和感も解消し効率よく動けることも多々あります。
今日の某体育館のポテンシャルヨーガ教室では、前半40分使って足首、膝、股関節、骨盤、肋骨、脊椎を調整するポテンシャルトレーニングを実施。
半身やったところでマットの周りを歩いてもらいましたが、ポテンシャルトレーニングをした足は歩き易くなっていたようです。
「歩き」を見直す時、下半身だけではなく上肢の動き、上肢と下肢のバランス、動きの伝わり方を見直していくと良いかもしれません。
ボディポテンシャルについては
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