ALSだと自分が自覚して、初めてその治療的な施術を受けたことになる。
ただ前提としては、ALSという神経疾患の根本治療にはならないということを承知しておかなければならない。
ALSは症状の進行が一番大きな課題であって、現在開発されて承認されようとしている治療薬も根本治療ではなく、進行の停止や進行速度低下というのが効果として認識されているものばかりだ。
なのでCS60でこの疾患が治るということではなく、例えば右脚の下肢機能全廃とされている、わたしの症状が多少なりとも改善され、他の部位の症状進行が抑えられればそれで大成功だと評価していいと思う。
施術は1時間の全身コースをお願いした。
7000円。
うつ伏せや仰向けで寝ていたので、手元は見ていないが、画像の器具を使用して全身をくまなく擦りまわすという感じ。
特に症状の重い箇所は特に念入りに擦りつけていただき、かなり痛みを我慢した。
凝り固まった老廃物を溶かしてリンパに流す過程で、老廃物が多い箇所はかなり痛みを伴うようなことを言われた。
正直、リンパには詳しくないのでそこら辺はあ、そうなのという感じで参考までに。
施術から1日経過した今日は、膝の裏やお腹の表面に痛みが残っている。
明らかに脚の稼働域は広がったが、揉み返しのような痛みがひどく、すぐに評価できる状態ではないが、これはしばらく続けた方がいいと思う。
やればやるほど効果が見えてきそうなのと、やらない場合のほうが症状の進行に抗うことが出来なさそうな気がする。
ついでに水素の吸入というのもあったので、施術をうけながら水素吸入も並行してやらせてもらった。
プラス2000円。
これは活性酸素を抑制するという、もうこの若くもない身体には本当にありがたいモノなのだ。
最初は2週おきくらいで、慣れたら月に一回くらいの施術でいいとのこと。
とりあえず次回もアリということで。