スマホが高性能デジカメと化した頃から、気軽に写真を撮るようになり、ちょっとしたイベントでの撮り損ねや撮り忘れも随分無くなってきた
それゆえに、気軽に過去を振り返ることもできるようになったが
なんとなく、2年前くらいから時が止まっている
本当にやりたいことをしたり、行きたい所に行ったりが無くなっているからだろう
体重も72キロから56キロまで落ちた
顔も一気に老けたように思う
症状の進行は止まるどころか拍車がかかってきているように感じる
生きる意味を考える余裕もない
ただ毎日を過ごす
妻の介護が無いとそれもできない
あー、生かされてるのかと気付く
声高らかにリバーサルを唱えても、なかなか兆しも見えない
ALSとの勝負は登り坂のマラソンだ
苦しい坂道を上りきった所で折り返しのUターンをする
そこからがリバーサル
あとは、少しきついがすいすいと下るだけ
箱根駅伝の5区に例えれば、今は小涌園前を通過したくらいなのだろう
芦ノ湖畔の往路ゴール地点まではここからが特に苦しい道程だ
リタイアすることなく歓喜のゴールまで一歩ずつ前進するしかない
沿道の声援も後押ししてくれる
ゴール前で脱水症状を起こしてふらふらになろうが、這ってでもゴールさえすればいい
何ら大した思い出のない、失われた日々を取り返すことはできないが
ゴールさえすれば、また光り輝く日々が訪れることだろう
とりあえず
メシ食って太ろうか
