息子の吐き気が治った話 | 比叡山やまびこ気功ダイアリー

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き、気持ち悪い…

お腹が…

めっちゃ気持ち悪い…


ノロ、ロタ、細菌性・ウイルス性胃腸炎…

さまざまな胃腸症状を呈す病気が
流行ってきてます。

子どもの学校でも
習い事でも
そんな話が
絶えない今日この頃…


そんなある日の夜中です。

小5息子が
半ば寝言のように呻く声で目が覚めました。


「き、気持ち悪い…」

えー!?
もしかして、もしかして?
我が家にも
あんな菌か
あんなウイルスが
やってきてしまったのか!?

つい数時間前まで
超ご機嫌で
風呂上がりに裸踊りし
アホなこと言いまくっていたのが
ウソのように
急にグッタリしてしまっています。




とにかく
トイレで
しばらく背中をさすり
出せるなら出してって
(上下問わず)
促しますが
どちらもお目見えせず。

お腹を
軽く手で押すと
「おぇっっっ」
と嘔吐感が増すようですが
どうやら
上か下かなら上、
(吐くか下すなら吐く)
でも今は出ない模様。


そこで
背中を撫でてあげると

「気持ちいい〜楽…」
と力なくつぶやきました。


背中を触りながらチェックしてみると
キンキンに張って盛り上がっている場所と
凹んで力無い場所があります。


キンキンに張っているところは
少し強めに圧してあげて
凹んでいるところは
優しくナデナデしてあげて

そんな感じでさすりさすりしてあげたら
5分ほどで
寝息を立てて眠り始めました。


そして数時間後
フツーに「起きた〜」
とふとんから出てきた彼。
もうすっかり治ったそうで
ヨカッタヨカッタ!

さてさてまとめると

東洋医学では
肝臓と脾臓、または胃のバランスが乱れると
こういった症状が現れます。

肝脾不和
肝胃不和
と呼ばれます。


ストレスの影響を受けた肝臓が
不調に陥ると
気の流れが停滞し、
脾臓、胃の行う消化吸収機能を低下させる、
という経緯です。


この日
お兄さんは一人で初めての場所にお出かけというちょっとチャレンジをしていて
確かにちょっといつもよりキンチョーしていました。
また、その後に
嬉しいことがあり、テンション急上昇して、
変化に富んだメンタル天気は秋の空、だったと思います。


気は
体調と気持ちと関係しながら、
上がったり
下がったり
固くなったり
緩んだりします。

まだまだ小さな心と体、
このめくるめくメンタル天気に
影響を受けた肝臓が機能停滞を
起こし胃に不調をきたしたと
考えています。




とにかく症状が治まり
また元の元気なお兄さんに戻り
ほっとしました!



ちなみに
お兄さんの背中の
キンキンだったところは肝臓のツボ「肝兪」
凹んでいたところは脾臓のツボ「脾兪」
です。


肝兪:第9・10胸椎の間から指2本分外側。

脾兪:第11・12胸椎の間から指2本分外側。


です。


といってもわかりにくいと思うので
ネットや本にわかりやすい図が
ありますので
見てみてください。

お兄さんは
片側、右側だけが顕著に症状出ていましたが、
ツボは左右両側にあります。