こんにちは、藤竹です。
なかなかインパクトのあるタイトルだと思いますが、私が脳梗塞になったわけではありません。
社会の健康を担う職業人としての思いを綴ります。
もし突然、あなたは脳梗塞で倒れ一命はとりとめたものの後遺症が残ったとしましょう。
そしてもし神様がいて、
「20年前に時間を戻してあげるから、週に1回の運動を必ず行ってください。そうすれば今回の脳梗塞は起こらないようにしてあげましょう。」
と言われたら、どうしますか?
おそらく多くの方がどうにかして時間を作り、運動を行うのではないでしょうか。
当時は時間がないと思っていても、「脳梗塞になる未来」が見えているとしたら、予防と思って運動するのではないでしょうか。
全員とは言いませんが、時間がないと思っている多くの人が、時間は作ればあるはずです。
優先順位の問題です。
運動が将来の健康に有益なことを頭では理解していても、現在の健康に問題がなければ優先順位は低くなってしまうかと思います。
一度大きな病気になった後、どんなにお金を積んでも、失った健康は戻ってきません。
失った時間も戻ってきません。
同じ「お金」と「時間」と「努力」を費やすなら、健康を害した後の「治療」に費やすより、健康を害する前の「予防」に費やした方が絶対に良いと思います。
運動は脳梗塞や心筋梗塞、その他生活習慣病等の様々な疾病リスクを下げてくれることは間違いありません。
国民全員が当たり前のように運動を行う。
そんな社会が理想ですね。
ジムに通えと言っているわけではありません。
トラブル等が特にない方、運動が得意な方は自分で行ってもいい。
膝痛や腰痛などのトラブルを抱えている方や正しい運動の方法がわからない方は、私たちのような専門家に指導してもらっていもいい。
国民全員がそれぞれにあった形で運動を継続する社会が実現すればいいなと心から思います。
Exercise is medicine!
(運動は良薬なり!)