こんにちは、木村です。

 

 

 

令和の時代が幕を明けて

GWも早後半ですね。

皆さまはいかがお過ごしですか?

 

 

わたしはといえば

 

庭の手入れをし

 

食べたいものを作って食べ

 

夜間学校の復習や

読書に耽り…

 

家でのんびり過ごしています^^

 

 

 

学校では

人体の構造や機能についての学びも

必修なので

 

この連休中

テキストなんぞを読んでいるのですが

 

いやあ…

 

人体って

まさに”神のみわざ”で

本当にうまい具合にできているものですね。

 

知れば知るほど奥深くて、神秘的で

なんだかワクワクしちゃうのです。

 

 

たとえば、肺、心臓、そして脳のつながり。

 

どれも人体にとって要となるような

重要な器官です。

 

 

 

脳は、

Wikipediaによれば

感情・思考・生命維持、その他神経活動の

中心的、指導的役割を担う器官。

 

こころと体の司令塔のような器官

なのでしょうが

それだって全体から見たら

心臓や肺のサポートあってのもの

なんですよね。

 

 

 

心臓は、

受胎後20日くらいから拍動をはじめて

以後、いっさい止まることなく

ひたすら血液を循環させることによって

全身の細胞に酸素と栄養素を運び続けます。

 

まさにそのものですよね♡

心臓がハート形をしているというのも

なんだか象徴的だなあ。

 

 

 

ある解剖学者が

心臓の筋肉である"心筋”の細胞を

バラバラにしてみたことがあるそうで。

 

それはもはや

心臓という塊りではなく

もちろん脳ともつながっていません。

 

なのに

心筋細胞は

一個であってもひとりでに拍動し始める

のだそうです。

 

いったいそこにはどんな力が働いているのか?

科学ではわかり得ない神秘ですよね!

 

 

 

心臓から押し出される血流は

全身を巡る前にまず肺に行き

 

肺が呼吸によって大気中から得た酸素を

血中に取り込んで

それを全身の細胞へ運んでいるわけですが

 

全身の細胞の中でも特に脳細胞は

たくさんの酸素を必要とするそうなのです。

 

脳の重さは体重の2%ほどなのに

脳の酸素消費量は

全身の20%にも上るとか。

 

 

だから

窒息とか心筋梗塞によって

脳への酸素供給が途絶えてしまえば

 

わずか10秒以内に意識を失い

5分程度で死に至ってしまうのだそう。

 

 

こういうことを知ると

 

ふだん何気なくしている呼吸が

脳だけでなく

いのちにとって

どれだけ大切な営みなのか

 

実感が湧いてくるわけなのです...

 

 

たとえば

ヨガの教えにおいては

 

”呼吸”と

”こころ”と”体”の働きは

密接につながっているとして

 

プラーナーヤーマ(呼吸法)が

重要視されていますよね。

 

 

正しい呼吸法によって

酸素や

生命エネルギー(プラーナ)を

体内に十分に取り入れ

 

それを全身にくまなく

循環させることによって

 

体を活性化させ

こころの安定を図るのが目的

 

なのだと思われますが

 

 

要するに

いにしえの人々は

 

呼吸が

心拍や脳の働きに及ぼす影響に

気づいていたんですね。

 

 

 

 

人は亡くなる時、

 

医師によって

呼吸と脈拍、対光反射と瞳孔の散大

 

つまり

肺、心臓、脳の営みが

まだなされているか否かを確認され

 

この3つの営みが止まったと判断された時に

「ご臨終」を告げられます。

 

 

科学は

人体や器官、細胞の仕組みや営みについて

詳しく解説してくれますし

 

受胎や臨終を判断したりはできますが

 

 

じゃあ

心臓はどうやって自発的に動き始めるの?

 

いのちはどこからやってきて

どこへ去って行くのだろう?

 

といった問いには答えられないままです。

 

 

人間は、単なる細胞の寄せ集め以上のもの

なので

科学の力だけでは

どうしたって人をつくることはできません。

 

 

だから

 

からだの驚異的な仕組みや営みを

知れば知るほど

 

いのちを生み出す

はかり知れない自然(神)の神秘

深く感じ入るわけなのです。