自分が修業時代に、施術の練習中に師匠によく言われていたこと。
「いま何をやっているのか、全部きちんと口で言えるか? どんな目的でなにを意識してその手の動きをしているか。 ちゃんと意味のあることをしていなくちゃダメだぞ。」
この言葉の裏には即席で教えられているもみほぐしへの警鐘があったと思います。
極端に言えば、「このラインをテキストに書いてある順番に押していきなさい」くらいの教え方で現場に出しているところも実際にあります。
時間内にそのラインを順番通りに押していくのがとにかく大事という教え方です。
その人その人の身体に対してちゃんと意味のあることができているかどうか、それは受けている人にもしっかり伝わっています。
師匠からは特別な「技」のようなものはとくに教わっていません。
基本のことを徹底的に鍛えられました。座学も含めて。
「場所と角度」 「リズム」 「組み立て」 「丁寧さ」・・・
基本は基本で大事なポイントはいくつもありますが、その基本がどのレベルでできるかで大きな差が出ます。
現場で仕事をするようになってからも、「基本を疎かにするなよ。」 「意味のあることをやっているか。」 とは何度でも言われました。
これからも基本を大事にしつつ、「オーソドックスだけど自分にしかできない、満足度の高い施術」を磨いていこうと思います。