こんばんは、
ボディインテリジェンスアップコーチのYUKIです![]()
一昨日、
映画『ラプラスの魔女』を観に行ってきました!
原作は東野圭吾さんの同名小説。
その中で私のフィルターに
引っかかったものがあったので、
シェアしますね。
ちなみに感想じゃないので、
映画レビュー的なことは
期待しないでください(笑)
あ、で、今回の記事、
もしかすると、私の講座生の方や、
類するお勉強をされている方じゃないと
すぐにはピンとこない内容かもしれないので、
その上で興味のありそうな方だけ、どうぞ!
前説長いし、途中若干小難しいです(笑)
ストーリーのモチーフになっているのは、
18世紀のフランスの数学者である、
ピエール・シモン・ラプラスが提唱した、
ラプラスの悪魔という概念です。
その内容とは、
もしもある瞬間における全ての物質の
力学的状態と力を知ることができ、
かつもしもそれらのデータを
解析できるだけの能力の知性が
存在するとすれば、
この知性にとっては、
不確実なことは何もなくなり、
その目には未来も(過去同様に)全て見えているであろう
出典:ラプラス確率論 確率の解析的理論 (現代数学の系譜) [ P.I.ラプラス ]
というもの。
ちょっと補足しますね~。
ビリヤードがそのイメージに近くて、
球の元の配置と、
手玉が打たれる角度と強さによって、
次々に運動が連鎖していき、その結果、
それぞれの球の次なる位置が
決定されていくように、
物質間の因果関係を
スーパーコンピューターをはるかに超える
レベルで計算できる誰かがいるとすれば、
その人にはすべての物事が予測可能だという
決定論的な考え方です。
ちなみに、
その計算ができる誰かというのは、
あくまで架空の存在で、つまり、
ラプラスの悪魔というのは、
そういう知性を持った存在がいればという
仮定上での概念です。
これは、極論すれば、
宇宙が始まった時点で、
私たちが何をするのかも、
次に何をするのかも、
そのすべてが最初の時点で
決まっているという考え方になります。
いわゆる運命論です。
で、この概念自体、
絶対時間と絶対空間を前提とする
古典物理学時代に作られたものなので、
不確定性原理の登場によって、
現在は否定されつつも、
議論は継続されているようです。
で、この映画は、
その架空の存在に近い能力を持った人間を、
脳外科手術で作っちゃいました、というお話です。
スーパーコンピューター並みの計算能力を持ち、
すべての物質の位置と運動による
因果関係を、かなりの精度で算出できる人間が、
登場人物として出てきます。
サイコロを振った瞬間に出目がわかるし、
気象も秒単位での予測が可能、
みたいなレベルの能力です。
で、この能力について説明される場面で、
縁日の例が出てくるのですが、
縁日では、狭い通りを
大勢の人間が行き来しているけれど、
ぶつかることはまずない。
それは、それぞれがその位置と運動を
常に予測しながら動いているからだ。
つまり、人には元来、
ラプラスの悪魔のような能力が
備わっているのだ、
というような内容の台詞です。
で、この映画、もう私的には
シェアしたいことだらけ!だったのですが、
特にこの部分は脳内で赤ペンぐりぐりでした(笑)
いやホント、そうなんです。
みんな、サイコロの出目は予測できなくても、
常に自分の周囲で巻き起こる物事の因果関係って、
ナチュラルに計算できてるんですよね。
往来で人とすれ違うときでさえ、
自分と相手の位置、歩行速度、角度を
数値化なんてせずとも、
無意識で瞬時に計算して、すれ違っていく。
でね、本来相反するものとされる
ラプラスの悪魔と不確定性原理を、
活学として私たちが使うとすれば、
ここなんですよね。
私たちは、
物事の因果関係を実はかなりの精度で、
しかも無意識に計算できる能力を持っている。
だけど、その因果関係をどの視点で見ようとするか、
というところの違いが、その能力から得るもの、
得る結果の大小を大きく変えている。
視点をどこから取るか?
そして、どの高さから取るか?の違いです♡
以前の記事でも書きましたが、
物事の意味合いや役割というのは、
その瞬間瞬間に、変更可能なものです。
過去の出来事ですら、物事の意味合いは、
瞬時に変更可能です。
でね、
これを今現在の視点で未来を見たときの
因果関係と、
未来を先に設定した上で、その視点から見た
物事の因果関係って、
大きく変わってくるんですよね。
未来Z ← 現在A
だと、
現在がAだからB、BだからC、
CだからD、DだからE…みたいに
論理が展開されていって、
それでZという未来が無意識にはじきだされ、
それが予感となります。
だから、この予感が【嫌な予感】だった場合、
嫌な予測が立っている、つまり、自分の中の
ラプラスの悪魔的な知性が、
その計算をはじき出してくれているので、
そのまんまだと、かなりの高確率でそのまんま!
なんですよね。
つまり、Zという値を変える計算をするために、
違う視点を取らないといけないんです。
そうじゃないと、無意識の知性としても、
計算した甲斐がないというもの…!(笑)
なのでね、逆に、
未来Z → 現在A
という視点を取ったらどうか、というと、
未来をZと設定したから、
ZだからY、YだからX、XだからW…と
計算されていって、現在のAの値が決まる。
つまり、Aという現在地の意味合いと役割が決まる、
という論理展開になります。
ちなみにこれ、過去に対しても適用されるので、
未来のZの値を決めた瞬間に、過去の出来事すべての
意味合いと役割が総書き換えされます。
つまり、現在と過去に対する印象が
まるきり変わる訳です。
でね、ポイントは、この、
予感と印象なんです。
私たちの持つ、
ラプラスの悪魔的知性の計算結果って、
これなんです。
未来に対して嫌な予感がしているとき、
つまり、未来がくらーくどんよーり感じられているとき!
『その計算式、キミ的にまずいよね??
未来と現在、そしてその間をつなぐ
各ポイントに入れる値を変えないと!
このままだとこのままだよ!』
って、あなたの無意識の知性が
教えてくれているんです。
なんていうのかな、その値を変えずして、
その計算値をじーっと眺めて
日々どんより暮らしていても、
まさにそのまんま、なんです(笑)
だから、未来Zの値を、
先に決めてしまうことが大切なんです。
未来Zの値を決めてしまうことで、
無意識の知性が
そこからまた計算を走らせてくれるので、
未来Zの設定が、
自分の最適解に近いものであればあるほど、
未来はもちろん、現在、過去の印象もより良いもの、
より価値の高いものとなるので、
未来Zに入れる値が
自分にとって望ましいものかどうかが、
はっきりと識別できるんですね。
未来Zに入れる値は、
よさげに思えるものなら何でも良い!という訳ではなく、
決め方に重要なポイントがあります♡
ここで言うラプラスの悪魔的計算能力は、
表面的な思考で
『ああでこうで…えーっと…』
って考えるようなものではなく、
それこそ、人とすれ違うときに瞬時でするような、
無意識レベルでの計算になります。
だから、
こうこうこうだからこうなるだろう、っていう、
表面的思考で
頑張ってひねり出したような予測だと
精度としてはむしろ貧弱になります。
予測というよりは…
予感と印象、
そこがポイントです♪
ちなみに、ここまでは、
取る視点の位置について話してきましたが、
取る視点の高さに関しては、
俯瞰できればできるほど、
処理できる情報量が多くなります。
人とすれ違うときにお互いの位置と運動を
無意識に算出する、というのは、
日常的に必要不可欠な計算ではあるけれど、
非常に目先の事柄の処理であるため、
俯瞰力という意味では、
視点がとても低いレベルでの
情報処理になります。
だから、処理される情報量としては少ない状態。
そこから、視点をギュンッと上げれば上げるほど、
物事の因果関係のネットワークが
ひろーく見えてくるので、
見える情報量も増えるし、一見遠い事柄同士の
因果もよく見えてくるようになります。
これってどういうことかというと…
一見コントロール不可能に思える事柄も、
実はコントロール可能であることが、
当然のように見える視点ということです。
一種のフィクサーみたいな視点ですね♡
この視点の使い方に関しては、
悪用されると困る部分でもあるし、
文章のみでつかむのは
かなり難しい部分でもあるので、
直接お会いするセッションで、
カスタマイズしながらお伝えしています。
もちろん、大丈夫そうな部分、
文章でもシェア可能な部分に関しては、
こちらのブログでも
少しずつお話していく予定です♪
ブログでも一回あたりの記事に
かなり情報詰め込んでいますので、
ぜひ数回読んでみてくださいね~。
それでは、今日はこの辺で![]()
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