こんにちは。PILATES body & mindまゆこです。
通い始めたばかりの方で、
フッキンが全然なくて、とおっしゃる方、とても多いです。
で、今一度考えてみたいのは、「フッキン」とは何か?
フッキンという筋肉はありません〜
お腹まわりの筋肉は、
腹横筋
腹直筋
内腹斜筋
外腹斜筋
(余談ですが、バレエの先生はよく「おなかつかって!」といいますが、その おなか とは、腸腰筋 のことではないかなー?と思うことも多々あります)
↑モデル敦子インストラクター。これはとても素晴らしいエクササイズで、外腹斜筋内腹斜筋を縮めずに長く強く機能してもらうためのエクササイズです。元気なおばあちゃんになるには、ピラティスの「エロンゲーション」はとても重要な考え方だ、と私はいつもいつもみなさんに力説しています
先日担当させていただいた、個人レッスン5回目の方は、
私がみた限り、触った限りでは、お腹周りの筋肉がない、という感じはまったくなく、しっかり締まっていらっしゃいましたが、ご自分でお腹の感覚がないのだとしたら、筋肉はあるけど、もしかしたら、うまく使えていない、使うためのスイッチがうまく入らない、という感じなのかな、と思いました。
エクササイズ中にお声がけしていると、ちゃんと使えていらっしゃいましたからね
なぜ、お腹に力が入らない、とか、フッキンがない、とご自分で思うのかが不思議だったのでお伺いしてみたら
いわゆる「フッキン運動」、頭あげる例のやつ、でちょっとしか上がらないから、だそうです。
これを聞いて、反論といいますか、言いたいことは山のように出てきましたが
いわゆる「フッキン運動」だと、お腹の上の方をより使うと思うのですが、多分、お腹が使えてないとおっしゃる方のいう「お腹」とは下っ腹なような気がするんですよね。だとすると、そもそも、噛み合ってない状況です。
で、お腹の上の方を使うとともに、背中は丸まって起き上がってくるはずですが、そもそも背中の筋肉がストレッチされるように伸びないと、背中は丸まって起き上がってきそうにないですよね。
ということは、フッキンがないから、というよりも、ハイキンが固いから、という感じもしてきませんか?
ご自分のお身体の状況について、思い込み、はナシにした方が良いのではないかな、と思います。特に、マイナスの思い込みって、いいことがありませんもの。
ま、どちらにせよ、自己流で「フッキン運動」はしないことをおすすめいたします。似て非なるエクササイズで、ピラティスでも頭をあげる動きはありますが、それは気をつけるべきことがたくさんあるので、テキトウ自己流でおうちでやらないでくださいね
キツくて、ゼイゼイして、「やった気にはなる」かもしれませんが、筋肉の無駄遣い、つけたくないところに筋肉がついてしまう、ということになりかねません
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