股関節をうごかしていますか? | 千葉船橋・心も体も好きな私になるピラティス【PILATES body&mind】

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こんにちは。インストラクターまゆこです。

 

最近、個人レッスンでもグループレッスンでも、「股関節」がちゃんと動かせてない方が時々いらっしゃるなあ、と思ったので、記事にしてみます。

 

*写真は、スタジオではなく家で撮ったものなので、色々と怪しく顔カットしちゃいました😅


まずは股関節の場所の確認。以前、「股関節ってココなんですね!股間かと思ってました!」という方もいらっしゃいましたが、別モノであります。

 

骨の絵だと場所がわかりにくい場合は、パンツ(ズボンでなく下着のパンツ)の履きこみ口のラインの真ん中よりちょっと外側くらいかな、で大丈夫。(相当ハイレグなのを履いてる方は違いますが〜)

 


場所が確認出来たところで、動きですが、まずは↓こういう動きをしているときに。 

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↓こうなってたらアウト〜。これだと股関節は実は動いていなくて、膝を曲げているだけです。 

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このNGパターンになっていると膝に大きな負担がかかってしまってますし、股関節の前側の靭帯によりかかっている状態ですので、股関節にも負担がかかってまってます。

 

仰向けに寝ている時には、うまく股関節を動かす練習が出来ているといても、立った途端、上手くいかなくなる方、結構いらっしゃいますYOビックリマーク

 

ええー私ちゃんとやってるわ!?と思っている方、しゃがんだときに横の鏡を見てください。胴体が床に対して垂直になってますか?胴体が後方に斜めに倒れちゃってませんかね?

 

倒れちゃってるとNGです。

 

意外とできてない方、多いです。

 

 

わかりにくい場合は、↓こんな風に壁にお尻と頭をくっつけたまま(背中が床に対して垂直)、同じ動きをしてみてください。

 

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(足は少し壁からはなれててOK。その方が楽です。お尻と頭で壁に寄りかかる感じであればOK)

 

これができれば、しっかりと股関節を動かす運動になっています。

 

壁がないところでやるときは、股関節に指を添えて、曲げた時に指が少し挟み込まれるような感じになれば、ちゃんと股関節を曲げられている証拠になりますね。

 

さっきから股関節を曲げる、動かす、と書いてますが、股関節がうまく曲げられないとどうなるかというと、脚が持ち上がりにくくなりますので、ちょっとした段差で蹴つまずいて転びますガーン

 

階段を降りるときに膝が痛む、とおっしゃってたSさんも、もしかしたら降りるときに、上記NGパターンになってるのかもしれません。

 

降りた足の着地のときの股関節の状態を観察してみてください。股関節がちゃんと曲げることができているかどうか。降りるときに、股関節でなく膝を曲げるだけの運動パターンの方も多いような気もしています。

 

(何を隠そう、私も階段をおりるときに膝曲げオンリーになりがちなことにインストラクターになってから気づきまして、今でも意識しないと股関節によりかかる感じで階段をおりてしまいます)

 

Sさんにご紹介したおうち用エクササイズは、ヒップリフトに股関節の曲げ伸ばしを行うものですが(両足と片足)、これが面倒になってきたら、あるいはお仕事の合間にできる動きとしては、上記の壁によりかかっての曲げ伸ばし、がいいですね。

 

(膝の曲げ伸ばし、とつい言いたくなりますが、膝ではなく股関節。股関節を曲げるから勝手に膝も曲がる、くらいの感覚にしたいです)

 

スクワットも股関節の動作学習にはとてもよいですが、スクワットの体勢は階段降りる動作とはやや異なりますから、運動パターンの学習のためには、壁よりかかり、で十分かもしれません。

 

お試しください〜

(ブログ時々読んでくださってると以前お伺いしてるので、記事からの私信で失礼します)