こんにちは。インストラクターまゆこです。
ある日の出来事。
他のインストラクターの個人レッスン中、私は事務作業をしていたのですが、そのレッスンの内容で興味深い話がちらっと耳に入って来たので、書いておきますね。
受けていたお客様は、立ってるだけでモモが張ってくる、とおっしゃってました。
↓これは下半身強化しつつも、ピラティス流の伸び感=eロンゲーション の意識で、下半身に負荷かかりすぎずに全身エクササイズにしてます。
それをきいて、私も半年くらい前に担当させていただいたことがあるので、その時の会話を思い出しました。
その頃、私も他のインストラクターもこの方のレッスンではお腹を使うことをテーマにしていたので、普段の生活でも気をつけてくださってたようで
「ふだんお腹を意識してると、足が床から浮きそうになるんです。足元がふらつくんです」
と仰ってたのです。
浮きそうになるということは、モモの張り、力みはないですよね。
このお話は、わたくし的にも、いい意味でとっても衝撃的でして、当時ブログの記事にさせていただきました(続きを書くといいながら、書き忘れてました^^;)
運動指導あるいはカラダに関わる指導をしている人の世界の中には、
体幹から四肢を修正していくのか
あるいは
四肢(足元)から全身へと修正していくのか
という考え方があります。
いわゆるパーソナルトレーニングの世界の人や、治療系の人は、足元から、とおっしゃる方が多いかな。
ピラティスはどちらも有り、ですが、ピラティスはまずは骨盤とお腹の安定が大前提なので、どちらかというと、やはり体幹から四肢へ、の考えでレッスンしてるインストラクターが多いように思います。
※どちらが正解、ということではありません。
以前ある先生に教わりましたが、人間の体の感覚には、グラウンド型とスカイ型がある、とのこと。
地面を踏む感覚が強い人と、上方へ伸びる感覚が強い人。
私はスカイ型ですが、
冒頭にご紹介した方は明らかに、足元がしっかりしているグラウンド型なわけで、この方のように足元比重が強すぎると、姿勢のくせもあってモモが張る、みたいなことが起こるのかもしれない、と。
私は普段、他のインストラクターがレッスンしているときは、レッスン後でも、お客様に話しかけたりすることはしないようにしているのですが、この日はレッスン後に世間話的に、以前こんな話されてましたよねー?と話しかけてみました。
そしたら、
「ふらつきそうになるんですけど、いいんですか?その感覚でOKなんですね?」
と。
「はい、大丈夫です!むしろ、そのくらい体幹を使ってください。
でも、ふらつくのは危険なので、モモが張る立ち方と、ふらつきそうな立ち方の真ん中らへんのちょうどいい感じを、ご自分で探してください」
と私からはお伝えしました。
だって、
お腹を使うと宙に浮きそうになる、ってすごいじゃないですか
上のリブログ記事にも書きましたが、ピラティス暦数十年のえらいおばあちゃん先生のことを称して、宙に浮きそうだ、と冗談交じりにある人がいってましたからね
体幹がしっかり安定していると、それくらい、四肢は自由で力まずにすんでいる、ってことなんです。
ポイントは、ちょうどいい感覚を自分で探す、ですよ。
自分で一番気持ちの良い状態を探すんです。
人体実験みたいですが(笑)私たちインストラクターには、あなたがどう感じているか、までは見えませんので
その辺り、よろしくお願いします★
グラウンド、スカイ、については、やはり同じ先生のWS受けられてた、やすちんさんのブログに分かりやすい記述を見つけたので、リンク貼っておきます
興味をもった方は読んでみてください。
https://ameblo.jp/yasuchinpayaya-mu/entry-12064739522.html
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