冒険毒茸 -5ページ目

6本爪のアイゼン。


冒険毒茸-6本アイゼン

 アイゼン、最近は「クランポン」などと英語系の呼び方をされますが、まあその、雪用の滑り止め金具、ですな。

 登山靴の底に取り付ける訳ですが、土踏まずの所に結わえ付ける小さな4本爪のもの・・・4本爪アイゼン・・・から、靴底全面をカバーしてなおかつ爪先に強硬な爪が付きだして、都合12本の爪が雪面を捕らえるものまで色々なものがありますな。

 普通「アイゼン」と言えば靴底全面をカバーする10本爪以上のモノの事を言いますな。
 で、まあ、爪の数で4本~6本程度のモノは、「軽アイゼン」などと呼ばれますな。

 冒頭の写真は、いわゆる「6本爪」なヤツなんですが、これはまあ、役に立つ最低限レベルのモノです。

 先にもチラっと触れましたが、世の中には、4本爪アイゼンなんてモノもあるんですな。
 靴の土踏まずの所に結わえ付ける小さなモノで、お値段も格安。 1000円程度で売ってたりもします。
 しかしながら、これはですなあ、全く役にたちませんな。 なんて言うのかな、滑り止めにはまずもって滅多に役立たないくせに、妙に引っかかって躓いたりとか、むしろトラブルが増えてしまう、ロクでもないアイテム。

 雪上を安全に歩きたいと思ったら、一般的には10本爪以上のモノがフツーでありますが、最低でも6本爪以上のアイゼンが必要なんでございますな。

 で、何処のメイカーが良いのか、というと・・・。
 まあ、材質だとかそういったことの差がひょっとしたらあるのかもしれませんが、どうやら、モンベルの製品が好さそうですなあ。 きちんとアンチスノープレートも付いておりますし、きっとこれ、K社のOEMですなあ。
 なんせね、値段が安いんですよ。 例えば、H社の似たような6本爪アイゼンよりも2000円以上安い。

 モンベルは、この6本爪アイゼンを2種類のバリエイションで販売しております。
 ちょっと賢いストラップの付いた、簡単に締められる方式のものと、一般的なテープによる締め上げ方式のものと。 まあ、当然ながら、ワタシが買ったのは、フツーのテープで締め上げるヤツでございましたが、コチラの方が、より一層お安いんですな。 これはねえ、マジでお買い得な気がしますなあ。

 だけど、だ。

 6本爪アイゼンが必要な場所って、実はあんまり無い。

 6本爪で何とかなる場所って、アイゼン無しでもなんとかなるような気がするんですな。
 で、やっぱり本当は10本爪以上を使った方がいいんじゃないかなあ、と。

 まあまあまあ、4本爪はゴミですが、6本爪アイゼンは一応それでも、役に立つ面もありますし、、ツエルトと一緒に、一応お守りの用にザックの底に入れておいたりもするんですがね。

 いや、マジでね、4本爪のアイゼンは、ただのゴミだから、さっさと処分した方が良いような気がしますな。



モンベル ハイパーLEDヘッドランプ


冒険毒茸-LEDヘッドラ1  冒険毒茸-LEDヘッドラ2

 ヘッドランプでございます。

 ヘッドランプ、ちょっと前までは乾電池&豆電球という組み合わせが一般的で、大抵の人は電池ボックスと電球ヘッドがくっついたナショナル製の電池4本入りか2本入り、もしくは長時間使用のために、電池ボックスを腰に付けるタイプってのをお使いでした。
 まあ、他にもペツルみたいな、スタイリッシュだけれどもどうにもこうにも作りが粗雑な物だとか、小型化を狙ってリチウム電池を使用する物なんてのもありましたが、まあ、少数。

 そして、画期的なデバイスであるところの、白色LEDが登場。 小型・軽量・低消費電力・球切れ無し。
 もうもうもう、最近はヘッドランプといえば白色LEDを使用した物が当たり前、というような状況ですな。 

 一番最初に大ヒットしたのは、ブラックダイヤモンドのティカだったでしょうか。
 最初にティカを見た時は、LED単体の価格に比べて篦棒に高価な値段設定と、LEDが持っている欠点がまるでむき出しなこと、そもそも暗いこと等々、イマイチ購買欲をそそられるものではありませんでした。 そんなティカを未だに販売しているBDは良い根性してるなあ、と思ったりしますが。

 で、こんな物はナショナルが作れば、絶対にもっと良い物が出来るに違いない。頼むぞ、ナショナル。がんばれ、ナショナル。待ってるぞ、ナショナル。 てな感じでもう何年も待っておりますが、いまだにロクな物を出してきませんな、ナショナル。 

 そんな中で、最近モンベルショップで見つけたのが、これ。 モンベル製ハイパーLEDヘッドランプ。
 作りはまあ、中国製ですなあ、というレベルのものですが、必要最小限のクオリティはありますな。
 明るさも、電球には負けますが、まあ、このくらいあれば大丈夫かな、と。 コストパフォーマンスも上々。
 
 2000円程度、という価格帯で比較すれば、エバニューだとか、無名ブランドあたりから似たようなものは多く出ていますが、そうした中ではアタマひとつ飛び出た存在じゃないですかな。 ていうか、エバニューのLEDランプは幾種類もありますが、なんであんなに作りが悪いんでしょうね。 スイッチの設計ポリシーもダメですが、とくに、パッキンというのかOリングというのか、実に粗悪で、遭難の原因にもなりかねないクオリティですな。 でもね、おそらくそのエバニューの物と、このモンベルLEDヘッドランプ、製造者の能力としては、ほぼ同じようなところで作って居るんではないですかなあ。それほど質感に差はないんですな。たぶん、エバニューの製品管理や設計監理がヘボくて、モンベルは若干良い、とか。

 ちなみに、このモンベルハイパーLEDヘッドランプのお値段は\2,300-。 お奨めでございます。




防水透湿機能を見てみましょうかな。

 アウトドアウェアといえば、今時は、防水かつ透湿な素材で作りますな。 とくに雨カッパ。

 で、その防水透湿素材の王者といえば、1976年デビューのゴアテックス。

 で、まあ、ゴアテックスが見せた防水透湿性能は圧倒的だったこともあって、色々な類似品が研究され、また、ゴアテックスの基本特許が切れたこともあって、今は色々なメイカーから色々な製品が出ておりますな。

 だけど、困ったことに、最終的にどこの製品が一番性能が高いのかが全く判りませんなあ。 結局、過去の実績もあって、やっぱりゴアが一番なのかな、というキモチになってしまいますな。

 で、ふと防水透湿機能を見てみようかな、と思ったんですな。

 今回の素材は、マーモット(Marmot)のタマラックジャケット。  防水透湿素材は「メンブレイン MemBrain」。

 この「メンブレイン」、マーモット独自の素材だなんて言われていますが、実際は東レ製ですな。 ま、エントラントシリーズのダーミザクスでしょう。 ところで東レのエントラントシリーズ、もうちょっと名称の整理はできないもんでしょうかね。 あまりに細々とラインナップが有りすぎて、どれがどれだか判りにくい。 それに、コーティング系の素材と無孔薄膜系の素材もみんなまとめて「エントラント」っていうのも判りにくい。

 
冒険毒茸-マーモット


 で、電気ポットにお湯を沸かしてみましたよ。

 (※ 以下の実験はマネしないように。 やけどをしたり、ジャケットがダメになっても知りませんよ。 )

冒険毒茸-湯沸かし

 で、湯気が上がっているところに、ジャケットの生地をかぶせる。


冒険毒茸-透湿

 おうおう、水蒸気が透けておりますなあ。 ちょっと見難いですかな?

 昔、ゴアテックスのCMで、こんなことやってましたなあ。 あと、泡がぶくぶくするヤツとか。

 まあまあまあ、エントラントっていわゆる安物扱いされていて、それほどたいした透湿性能は無いなんて言われてますが、それでも結構通すんだなあ、と目で見て確かめられてちょっと楽しいですな。

 再度警告。 この実験はマネしないように。 どうしてもマネしたければ、自己責任で宜しくね。


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