釣りアンプ | 冒険毒茸

釣りアンプ

 

 最近、アンプをいろいろと作っておりますよ。
 今回は、釣り用アンプのお話。

 アンプ。
 音声信号を増幅して、拡声器から大きな音を出力する、増幅器。

 このところ、気候が良いものですから、

 ちょっと時間に余裕がありますと、渓流釣りに出かけております。

 釣りにもいろいろなポリシーが有るようですが、
 私のそれは、「フードフィッシング」。

 エサのためのフィッシング、ですな。

 私自身の、エサ。

 晩御飯のおかずに美味しくいただくために釣るわけです。
 基本、キャッチ&リリースの逆ですな。
 まあ、流石に、小さすぎるものは放しますし、
 食べきれない数は釣りませんが。

 で、まあ、晩御飯に食べるわけですから、
 できるだけ天然自然で清らかなところで育った魚がよろしい。
 上流に人家があるようなところはできるだけ避けたい。

 てなわけで、自然の濃い源流域に向かいます。

 私がよく行く「源流域」、とても良いところなんですが、
 若干、面倒がありまして、クマが出ます。

 ツキノワグマ。
 毎度御対面というわけでもありませんが、三度に一度位。
 まあおそらく、クマにとっても、餌場であり、水場なんでしょうなあ。

 で、まあ、クマ避け鈴なんてものを付けて行ったりもするわけです。
 歩くとチリンカラン鳴ってくれますね。

 だけどだ。
 釣ってる最中はというと、
 じいっと身を潜めて釣り竿と針先に集中しておるわけですな。
 腰に付けたクマ避け鈴も、当然、沈黙を守ります。
 まあ、たいてい、そういう時に、ふっと対岸に目をやると、
 クマが黙ってこちらを見ながら佇んでいたりするわけですな。
 対岸ったって、ほんの3mほどしか離れてないような、ね。

 でまあ、そんなわけで、私がじっとしていても、何か音を立てていてくれる、
 そういったクマ避けがほしかったわけですよ。

 釣りの本だとか、アウトドア系の本だとかを読みますと、ラジオが良い、と。
 試してみましたよ。AMもFMも。山奥過ぎて、どちらも受信不可。

 じゃじゃじゃあ、iPodをラジオ代わりに鳴らすようなのが欲しいなと。

 クマ避けだから、音質はまあいいし、モノラルで桶。
 水場を徘徊するわけだから、できれば防水で。
 重たいのは嫌だから、小型軽量で。
 その辺にある材料で御手軽に。
 当たり前だけれど、金は無いぞと。

 で、まあ、買うのも何なので、作ってみましたよ。

 FX 01