【丹田メモ】峠を越えた感覚。 | 南行徳 1Heartボクシングクラブの不思議な日常

南行徳 1Heartボクシングクラブの不思議な日常

こちら南行徳えんぴつ公園前 格闘技研究所(ボクシングとキックボクシング)。プロ育成ジムではないので、ほんわかした雰囲気です。

【丹田メモ】このテーマの前回の記事で「丹田で猛暑に立ち向かう」と書いたが、今夏はそんなに暑くならず拍子抜けしてしまった。

そんななか丹田の感覚は向上し続け、先月何か大きな峠を越えた感覚があった。

今年の大きな気づきは、前回少し書いたエネルギーの“凝集と拡散”ということと、もう一つは力の“相反するベクトル”ということ。

後者は、動きの対称性というのに繋がる。

今回大きかった変化は、丹田においての斜め45のºライン(腰腹運動感覚等量線)で、今までは肥田先生の言う所の“臍下丹田に向かって、引き絞るような力”が働く斜め下45ºの方向にばかり目が行っていたが、相反する正反対の斜め上45ºラインのベクトルが大切なのではないか?とフと思った。

そのヒントになったのは、マイケル・ジャクソンのムーンウォークとフロイド・メイウェザーのミット打ちの動画だった。

この二人が“丹田”の概念を知ってるとも思えないが、洋の東西を問わず身体の使い方の達人には共通点があってもおかしくないだろう。

(特にメイウェザーは“ハラ”でパンチを打つ感覚がある様な気がしてならない)

ここで身体の動きとして現れるのは、身体を“引き上げる”動きである。

これを意識すると、丹田球が斜め下に納まる感覚がより強烈なものになってきた。

そして引き上げる感覚を足裏で行うことで、今までしっくりこなかった「腰腹練修法 下体より」での爪先立ちの感覚が、格段に鋭敏なものになった。

これからの変化が楽しみである。

今回、このテーマ【丹田&身体の使い方】の記事を全部読み返してみた。
2015年から定期的に書いているが、特に最初の方は肩に力の入った文章で恥ずかしくなる。だがこの十年余りの時間で確実に成長して来ているのは、我ながら嬉しいものがある。

そこはジムや会員さん達という練習の対象がなかったら絶対に出来なかったことで…有り難いことだなあと強く感じる。

あとは肥田式強健術という難しい課題を、自分なりにカスタマイズしたやり方で、長い年月をかけて吟味してきたことが良かったのだろう。

36年かけて、長年目指してきたものが近づいて来たのだから、やはり嬉しい。