浄教寺の菊人形と、西照寺家康公の墓 | なぎ

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白と黒の世界の中で

今年もまた 終わらないうちにと

三条通りの浄教寺さんへ

 

 

 

やってる

 

 

 

 

そう広くない境内に

季節季節の趣向をこらして

楽しませてくれる

 

 

 

 

 

菊人形・・・というか

鹿

 

 

 

 

去年までは 2頭だったが

今年は3頭で 鹿の家族

 

 

 

 

 

お饅頭みたいな菊の花は

やっぱり、白が好きで

 

 

これは「富士の新雪」と名前がついてる

 

 

 

 

 

端っこの

花びら一枚ちぎって

食べたい! 衝動に駆られる

 

 

 

ひときわ目を引かれる

赤の小菊

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・

 

 

 

三条通りを下って

いつもは入っていかない小道

 

 

小さな社 住吉神社

 

 

 

 

ここだけ雀が多い

 

 

 

 

さっきは 鳥居の上にも整列してた

 

 

 

 

この先は行き止まりになっていて

柵の向こうは 開化天皇陵

 

 

 

明治の初期

開化天皇陵 拡張工事の時

境内を大きく提供し 現在は狭くなっている

 

 

 

こじんまりとしたお寺で

看板の 由来を読むと

 

 

 

 

西大寺の叡尊(えいそん)さんの名前が

出ているではないか・・・(*^-^*)

 

 

へぇ~っと思って

門の前に立ってると

中に黒い法衣を着たご住職

 

 

「家康のお墓 見に来られたんですか?」と

 

 

はてなマーク

目

 

 

思いもかけないコト言われて

訳わからないでいると

 

「そっちから入れますよ」と言われて

脇のくぐり戸から入る

 

 

 

 

 

 

 

入ってすぐ

「ここです」と教えていただいて

へぇ~~~

全然知らなかった

 

 

 

 

 

家康公のお墓の方が

左の 百萬供養塔より小さい

 

へぇ~~~

・・と感心するばかり

 

 

 

そう言えば

紫雲山 家康院

って書いてある

 

 

 

門瓦の上には しゃちほこ

 

 

お寺の屋根に 

しゃちほこなんて 

珍しいんじゃないのか

やっぱり・・なぁ

 

 

ここにお墓があるのは

どうも、今川義元との縁ではないかと

いわれてる

 

 

そう言えば

大阪冬の陣の時、家康は体調も

思わしくなく、戦いも不利になって

戦を中止しているが

 

 

その大阪から逃げかえる時

奈良で、真田幸村の軍勢に追われ

奈良の「桶屋」にかくまってもらった

という話がある

同じ話が 静岡にもあるそう

 

 

西照寺の 

中興・良阿上人は 今川義元の子

りょうあ しょうにん

(中興:衰えているものを復興させる)

 

 

 

 

お墓には、家康の分骨が祀られている

とされていて

 

位牌は

元境内にあった東照宮御廟屋に祀られていたが、

現在は本堂に安置されている