コロナ禍、人気上昇中のボート釣り!海に出るとそこは大海原。三密を避けて一人釣りを楽しむことができます。ところがそれに伴い、ボートの事故やトラブルが増えているようです。
身近な出来事として、2021年12月に京急大津のガレ場で転覆事故がありました。海は凪ぎ状態。詳細は不明ですが、原因としては何と言っても起立行動がもっとも多いようです。
私が目の当たりにしたのは油壺でのこと。男性二人がカワハギ釣りをしていた時、急に船尾から波が入り沈没してしまいました。二人用のボートでも大きな男性二人では重かったようです。
葉山でも転覆事故を目撃しました。移動をしようとした時、北風が急に2mから4mに変わってしまいました。私は危険を感じ移動を諦めたのですが、ボートを漕いでいた二人組は風に流され平島に激突、転覆してしまいました。
遊漁船やプレジャーボートにぶつけられた話やアンカーを上げようとしてバランスを崩して海に落ちた話も耳にします。どれも遭遇したくない事故ですね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220128/16/boccyann9-1/0d/8e/p/o0800045015067355064.png?caw=800)
トラブルとしてもっとも多いケースは、アンカーが抜けなくなって焦ってしまうことではないでしょうか。
力まかせに引っ張っても抜けません。そんな時はアンカーロープを少し長く伸ばして、風上(ロープが入っている方向)に向かって、思いっきり漕ぎ上がってください。数回繰り返すとほとんどの場合は抜けます。
ただし観音崎の場合は要注意です。下げ潮がきつくなると根掛かりしていなくても、アンカーを抜くことができなくなるし、漕ぎ上がることもできません。潮が緩むまで待つしかありません。そうなる前に早い判断が大切になります。
そしてどうしてもアンカーが抜けなくなった場合はボート店の指示を仰いでください。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220128/16/boccyann9-1/85/d2/j/o0800045015067355095.jpg?caw=800)
ここでボート釣りのバイブル本3冊をご紹介します。辰巳出版(株)監修者:石川皓章 尾川泰将(つり情報社)
ボート釣りの知識をしっかりと身につけて安全第一でボート釣りを楽しみましょう。
ボート釣りで事故やトラブルがないように、ボート釣りの基本をお伝えできるような動画を作ってみました。合わせて本には載っていないテクニックや注意点もお伝えいたします。よろしければご視聴ください。
動画リンク
https://youtu.be/Z0v7FLR6ilI