身体障害者手帳の更新案内が届いた。
手帳に有効期限は書かれていなかったと思うんだけど。
そもそも手帳の発行を受けてまだ1年も経っていないぞ?
そういうことか、と現実に引き戻された。
私は進行が遅い。
遅いだけで着実に「できないこと」は増えているのだけれど、生活を工夫する→不自由さが軽減される→障害をあまり意識しなくなる→できないことがまた増える→生活を工夫する、を繰り返しながら暮らしているので、自分が進行性の難病であることを忘れてしまうことがある。
そうなんだよな。
『踊る大捜査線』の最新作が公開される秋を心待ちにしているのだけれど、その時の自分はどういう状態になっているか、分からないんだよな。
ALSは「3ヶ月先の状況」を予測して早めに準備していく必要がある。
手続きに時間を要するものだと「半年後の状況」を予測して進めることもある。
先月の受診では障害年金の受給申請を提案された。
断った。
健康だった頃に比べると仕事の効率は低下しているものの、就労不能という状態ではない。
やりくりすれば自分の収入と貯金で食べてはいける。
それに障害年金を受けると私は、遠慮しながら生きていくことになる。
誰が見ても「何の非もないのにこんな体になってしまった。もう何もできない。国からの経済的サポートが不可欠」という状況なら、私は受給する。
まだ経済面は自分で何とかできると思っている。
そういう状態で国のお金をもらうと、外食も旅行も好きにできなくなる。
不正受給ではないのだから給付金をどう使おうと自由なのだが、気持ち的にそういうわけにはいかない。
けれども市役所から届いた上記の案内を見て、現実に引き戻された。
私が障害年金を申請できるのは今年の6月中旬(初診日から1年6ヶ月経過)からだ。
申請から受給開始までに要する期間は平均3~4ヶ月。
主治医先生はかなり強めに申請を勧めてくる。
つまり今年の秋頃には、仕事の継続が難しくなっている可能性が高いということなのだろう。
どうすればいいんだろう。
秋頃でも、それほどひどい進行はしていない予感がするんだけど。
でも、うーん、なるべく早く申請しておいた方がいいのかな。
主治医先生は今年か来年の春で退職だし、的確な意見書を作ってもらうなら主治医が替わる前の方がいい。
うーん、どうすればいいんだろう。
