職場で有給休暇。

土日を挟み5連休、本日がその最終日。

 

何か用語があったな、こういう時用の用語。

ホリデー何とか。

何だったっけ‥‥。

ネット検索。

「ホリデーブルー」「週末うつ」とかしかヒットしないな。

意味を調べてみても、探しているのと少々ニュアンスが違う。

 

私の言うのは、休日らしい、世間一般的な過ごし方をしなければならないと思い込まされる、世間からの無言の圧力のこと。

今でこそほとんどそういうのは吹っ切れているというか、完全ではないにしても、開き直ってあまり気にならなくなってはいるのだが、もっと若い頃は結構苦しめられていたものである。

 

せっかくの休みなんだから友人と遊びに出かけなければならないとか、せっかくだからイベント類に参加しなければならないとか、あのプレッシャーはホント、強迫感もハンパなかったし、ほぼ「恐怖心」と言うべき感じで、ホントうざかった……。

 

その点今は完全に峠が過ぎているというか。

まあ、自分の中であまり迷いがないというか、迷っている余地もないというか。

空いた時間があれば、志実現の為に勉強をする。

基本、これ一本になっているからな。

 

まあ、「勉強」と言っても、学生の現役時代とかじゃ全然ないし、やらされ感は皆無だ。

半分はと言うか、ほとんど趣味の活動に近いカテゴリーになる。

 

まあ、傍からこの有様を見られたら、ほとんどの人から「かわいそうな人生」という目で冷ややかに見られるであろうことは承知だし、まあ、それは仕方ないとしか言えないな。

自分で決めた余生の生き方だし、これは。

人にどう見られようと、それを気に病んでいたら、初めから今回みたいな志は計画段階で破棄すべきものということになるわけで。

自分の人生は自分で責任を取るさ。

 

と、ややもすれば弱気になる自分に対する言い訳はこれくらいにしておくか。

 

で、まあ、今回の連休に入る前日に鑑賞した映画「君たちはどう生きるか」がめでたくアカデミー賞(長編アニメーション部門だったっけ?)を獲得したな。

自分が気に入った作品が評価されるのって、やっぱり気分が良いものだ。

ぜひ取ってほしいと密かに願っていたが、本当に実現したな。

まあしかし、あれだな、私塾をやっていきたいと志している私のような者って、やっぱり若者を勇気づけるような活動とかに普段から関心が高いわけだが、ああいう若者に向けたような内容の映画で、しかもすごく力作、良作だったから、ああいうのを、しかもかなり高齢になっている宮崎監督が作ってくれたっていうのは、何か個人的にもすごく、上手く言えないけど、とにかく嬉しく思う。

ああいう良作を世に送り出す人が今もいるんだという事実は、本当にすごく嬉しい事実で、私のような者には特に胸に響くのだ。

 

さて話変わるけど。

この間参加してきた、とある研修会。

以前から嘆き、批判的に語ってきている通り、企業側が一方的に牽制してくるコンプライアンス順守、個人情報保護などの契約関係により、職場のことをSNSで語れないように圧力を掛けられ、しかもそんな圧力は日増しにエスカレートし続けているような昨今だが、全く心底、その低レベルな振る舞いに失望させられる。

そんな口封じに必死になっている暇があるなら、もっとマシな活動ができるように知力・体力を費やすがよい。

 

いや、小中学校で放課後に行われる学習支援の事業の話だが。

まあ、どうやっているのかは知らんが、こういったキーワードを使用しているSNSを監視、モニタリングして批判の芽を摘もうとしているのか何か知らんが、そんな暇があるなら、もっとちゃんとしなさいよ、と。

言いたいわけだ。

 

私自身、くだらぬ個人情報の漏洩をして何者かを、法人も含め、不当に攻撃したり、ネット上で晒し者にさせるようなリスクのある叙述をしたことは一切ないつもりだし、無論これからもそんなことをするつもりもないし、そもそもそんなくだらぬ目的などもないし。

こういった関係の言及をする場合は、個人や法人が特定されるようなキーワードや内容は一切扱わないくらいの思慮分別も理性も慎重さも持ち合わせているつもりだ。

そもそも根本的に目的が違う。

 

まあ、こんなふうに言っておいて、無論、今後何か油断して、手抜かりしてだ、何か漏洩してやらかしてしまうということが完璧にないとは、そりゃあ断言はできない。

人間だからミスはあり得る。

まあ、でもそんなこと言っていたら、人間、何にもできなくなるし、語れなくなるしな。

 

まあ、無論、そうは言ってもだ、最終的に不用意なことはするつもりは毛頭ないし、俺の頭にも毛がなくなっている。

と、滑ったところでだ。

 

学習支援なあ……。

ほんと、勉強で躓いている子供らにちゃんと勉強を教えてやれる場所がまともにない、というのが現実らしい。

紋切型のチェーンの個別指導塾も、家庭教師の紹介会社もな。

少子化とは言え、くさるほど有るみたいだけど、ほんとにがっかりするような内情を知る身として、何でこうなるかなあと溜息しか出ない。

資本主義って、企業活動って、何なんだろうねって思う。

人が集まって組織を為すのはいいけど、何で組織って、クソな組織ばかりのようで目立つのだろうか。

あと資本主義だな。

利益を出さないとやっていけない仕組みなのは無論承知だが、それにしても劣悪な職場ばかりのように目に映って虚しいな。

 

これがまだクソどうでもいいものを製造しているクソどうでも良い工場の職場とかだったら、まだ割り切れるんだがな。

こんなクソなところも中にはそりゃあるだろって。

でも仮にも教育現場となるとな、そうは割り切れない。

もうちょっとちゃんとやろうよ、って。

 

今回は、何やかんや言いながら、情報漏洩のワードが妙に気になって、結局こんなふうに漠然として、抽象的で、何が言いたいんだがまるで分からないような話になってしまったな。

言論封じの光景が日増しに増殖しているような今日この頃。

経済的、社会的弱みを人質に取られて、特に私のような負け組所属の、友達無し男君に圧力を掛けて黙らせるなどは、赤子の手をひねるより簡単とかだろうけどもだ。

私の目の黒いうちは、絶対に黙ってやらないと心に誓う。