「手紙」という言葉は元来「手元に置いて雑用に使う紙」すなわちメモっぽいけど字を書かない時代 | BoBoBooks(ボボブックス)電子書籍DoCompany出版社 春貴編集長ブログ

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電子書籍の出版社をしてると言うことで、そもそも原稿もデータで頂くので、手描きの活字であることは基本的にはないです。

 

電子書籍の出版社をスタートして間もない頃は、まだ時代的にもパソコンのWordなどでタイピングしてデータをメールで送るような人も周りに居なかったので紙の原稿を私がタイピングして起こしていました。

 

今は、ちょっとしたことでもパソコンで作り、スマホにメモして、スケジュール管理もパソコンやスマホと同期させるような便利な機能を使っていますから、ちょっとしたことでも「書く」ということが少なくなりましたね。

 

以前はオシャレなペンを持ち歩いていましたから、メモに書いたり、お客様にちょっとした手紙を書いたりしました。

 

今は字を書かなくなったと思っていたときに、新聞にこんなことが書かれていました。

 

【越山若水】「手紙」という言葉は元来「手元に置いて雑用に使う紙」のことで、そこから「簡略な書き付け」を指すようになった。現在のような通信手段の意味に転じたのは江戸時代らしい▼それ以前は何と呼んだのだろう。作家の半藤一利さんが「手紙のなかの日本人」(文春文庫)で教えてくれる。それは「書簡」「尺牘(せきとく)」「消息」「往来」「玉章(たまずさ)」など中国から輸入した用語である。中でも半藤さんのお気に入りが「雁(かり)の便り」「雁の使い」だという▼いかにも日本的なソフトな言葉である。ただこれにしても中国故事が由来とされ、「雁書(がんしょ)」などの漢語が存在する。前漢の武将・蘇武が匈奴(きょうど)に捕らえられたとき、雁の足に手紙を結びつけて放った。それが都に届き本人の無事が確認されたという(「漢書」蘇武伝)▼ただわが国最古の「万葉集」にも同じような表現が登場する。「天(あま)飛ぶや雁を使ひに得てしかも奈良の都に言(こと)告げ遣(や)らむ」。空を飛ぶ雁を使いとして得たいものです。奈良の都に言づてを託せるように…。天平時代、新羅に派遣される使者が九州で詠んだ一首である▼古代から親しまれてきた手紙も、昨今は電話やメールの普及でなじみが薄くなった。それに応じてか、きょうから普通郵便の土曜配達が中止される。情趣ある手紙文化の衰退に拍車がかかるようで忍びない。「小筆の穂なだめてをれば雁の声 鷹羽狩行」

 

しかし、本当に手紙というのをここ数年書いた事も頂いたこともないですよね。

 

郵便で届く封書は請求書。

その請求書もメールで送られてきたり、データでダウンロードしたり。

郵便局が土曜日の配達をしないのも理解できます。

 

手紙という文化が衰退し、味が無くなったという声もある中で、電子書籍も紙の本という味のある文化が無くなるとも言われます。

時代的な事なのかも知れませんが、アナログとデジタルの文化がちょうど良いようにバランス保つのが良いと思っています。

 

 
 

 

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