本の裏カバーに付いているバーコードは「ISBN」と言います。
あまり気にすることなど無いと思いますが、実は様々な情報が分かるようになっています。
ISBN(アイエスビーエヌ、International Standard Book Number)は、世界共通で図書(書籍)を特定するための番号である。日本語に訳すと国際標準図書番号となる。
(Wikipedia)
国内ではISBNにCコードおよび本体価格を加えた2段組みのコードになって「日本図書コード」といっています。
写真はイメージ
しかし、このISBNは電子書籍のみで販売するときには付けないことがあります。
紙書籍の場合は書店に流通させるために情報を把握して管理するために必ず必要になり、ISBNが無い書籍は書店に置かれることはありません。
なので、紙書籍と電子書籍の同時出版である場合はISBNが付いてくることになりますが、基本的に電子書籍は電子書店もしくは流通の独自のコードが発行されることになるので、ISBNコードと独自のコードが2つ付くことになります。
電子書籍のみの場合は独自のコードだけで情報が把握できるのでISBNをわざわざ取得しなくても良いと言うことです。
紙書籍は出版され書店で販売されれば様々な手を渡っていくので本の管理はこのようなコードで無ければ難しいですが、電子書籍はその電子書店で販売された電子の書籍は個人で転売出来ませんし、データだけが流通してしまうことも基本はありません。
(海賊版は問題ですが)
基本は、AmazonKindle、楽天koboなどで売られた書籍はそこのアプリで無ければ見れないですし、他人に渡せないことから、ISBNが必要無いのだと思っています。
私の予想的な見解ですけど。
まぁ、一般的に普通の読者さんには関係ない話ですが、書籍というのはこのように管理されているということです。