こんにちは!
投資教育セミナー講師の森田朝美です。
デパートの高島屋が不振が続く衣料品で、製造小売事業に
進出するそうです。
百貨店は生産・販売を取引先のアパレルメーカーに依存して
きたのですが、割高感から販売不振が続くため、高品質と
低価格の両立を求める消費者ニーズに対応することに
したとのことです。
ちなみに参考にするのは、ユニクロやH&Mなどの
ファストファッションの企業の製造小売モデルの
構築を目指すそうです。
その結果、カシミヤ100%セーターなどが、店頭価格
7~8000円台で販売されることになるようです。
ちなみに同等品をアパレルメーカーから仕入れると、
店頭価格は3万円前後になるそうです。。。
7~8,000円でも利益が出ているはずですから、
原価はいくらなの?って気になるところですが、
アパレル関係の人から聞いた話によると、
定価の約3割が原価(材料費、人件費を含む)
だそうです。
ということは、2~3,000円が原価ってことですよね!?
となると、それを3万円前後で販売されているといことは、
その差額はブランド(メーカー)の付加価値ということに
なりますよね~。
ブランドのタグがついているだけで、値段が10倍くらいに
なってしまいます。
以前「ブランド商品の価値 」という記事を書いたのですが、
モノの値段はあってないようなもの。
お寿司屋さんも相手を見て値段を変えるっていいます
からね~。
私も最近ちょっと高めのスカートを買いました。
デザインが気に入っているからいいのですが、もしかすると
これも原価が数千円なのかも知れませんね。。。(^▽^;)