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資産運用コンサルタントの富田あさみが発信している海外投資情報についてお伝えします。

こんにちは~ニコニコ

 

今日はマネー講師らしいテーマでお届けしますにひひ

 

 

 

先週末の朝日新聞におもしろい記事が出てましたので、皆さんにもお知らせしますね。

 

 

 

 

仮にあなたが1,300万円貯金を持ってるとしますね。

 

 

 

ではその1,300万円を1つの銀行のA支店とB支店に分けて預けたとします。

 

 

A支店・・・3年定期800万円(金利2%)

 

 

B支店・・・1年定期500万円(金利0.5%)

 

 

 

ではここで問題です。

 

 

仮に預けた銀行が3ヵ月後に破綻した場合、いくら預金保険制度(ペイオフ)で保証されるでしょうか?

 

 

 

正解は、約1,003万円です。

 

 

 

 

どうしてこうなるのか、まずは基本的な仕組みから。

 

 

 

ペイオフというのは、1つの銀行に対して元本1,000万円+利息が保証されます。

 

 

ただし守られる優先順位があります。

 

その順番は、「定期より普通預金、定期の中では期間の短いもの、期間が同じなら金利の低いほう」となります。

 

 

ちょっとややこしいので、上の例で見てみると、

 

 

 

3年定期と1年定期なら1年定期が優先して保証されますから、

 

まずは元本500万円×0.5%÷金利90日分=約5,006,164円

 

次にペイオフ1,000万円の保証のうち残り500万円の元本が保証されますから、

 

元本800万円のうち500万円が保証対象となります。

 

 

元本500万円×2%÷金利90日分=約5,024,657円

 

 

約5,006,164円+約5,024,657円=約1,003万円となります。

 

前述しましたが、1つの銀行に対して1,000万円しか保証されませんから、この例の場合だと定期預金として預けるのなら、銀行を2つに分けて1,000万円以下になるようにするのがベストです。

 

 

ただこれも名義が夫婦といったように分かれると、同じ銀行でもそれぞれ1,000万円ずつ保証されますから、1人の名義だけに集約するより分けたほうがいいですよね。

 

 

 

でもこの質問、恐らく銀行に勤めている人でももうちょっと込み入った預金になると、間違える可能性がありますから、よく確認してくださいね~おしまい