こんにちは~![]()
気象庁の予報によると、今年はエルニーニョ現象の影響で、暖冬になるとか。。。
寒さが苦手の私としては、とっても助かるのですが、寒くならないと困る方もいるので、あまりもろ手で喜ぶこともできません~![]()
ところで、昨日のFOMCで、『米景気底入れ判断』を表明しましたね。
さらに円高も最近は一服した感もあり、いよいよ株式市場も本格的に上げ相場だー、と思う方もいるかもしれませんね。
でもちょっと待って下さい![]()
これは実態のない見せかけの底入れかもしれないんです![]()
今回、アメリカの景気が底入れしたと判断した背景には、いくつもの金融政策が功を奏したからに過ぎないかもしれないんです。
だって失業率は相変わらず10%近くもありますし、金融政策も来年の3月には完了するしで、まだまだ油断はできません![]()
さらに日本を見てみると、失業率は過去最悪を更新しましたし、企業の倒産件数も高いまま止まる気配もなく、物価は価格競争ばかりが注目されているのが現状です。
日本国内でのエコカー減税も来年3月で終了となり、それ以降の新車販売数は恐らく減少は必須でしょう。
もちろん心理的に、早くこの不況から脱出したい、という気持ちから、政府も「景気は底入れした」などの明るいニュースで経済を活性化させたい、というのはわかります。
でもこれを本格的な景気の上昇とみるか、それとも一時的な作られたものとみるのかによって相場に対する姿勢が決まるのです。
来年の春までドル安が進み、中には80円台半ばまで上がると言う経済評論家もいます。
となると円高が進むと、本来は輸入産業の業績がよくなるのですが、買う人も少ないため、短絡的にそういう企業の銘柄を選択するのはどうかというところですよね。
とにかくいつどうなるかわからない相場環境であるということを肝に銘じて、株に向き合うことを忘れないでくださいね![]()