前々回、五木寛之氏の大河の一滴を、読み返していると
記しましたが
この2月、30年振りに最終章が発刊されたということで
早速、購入してきました
人生とはなんだろう?
永遠の問ですね
生まれた時から、最後の時まで、長い、長い自分物語
喜び、悲しみ、怒り、不安がないまぜになった
長い、長いストーリー
何のために生きてるのか?
己だけのためにだけ生きてるのではない
他者を生かすことが、自分も生きてることの証
誰かと繋がっているからこそ、自分が生きてると思う
歳を重ねるごとに哀しみが深く、深くなってゆきます
哀しみが解るからこそ、優しくなりたい
なにもすることが出来ないけど
そばに、寄り添い、力づけてあげたいと思う
もっと、もっと優しくなれたらいいな~~
学生時代の作
転がっていた悲しみ
ひとかけらの悲しみが転がっていた
誰のものでもないその悲しみ
悲しみは
悲しみのために悲しんだ
だれのものでもない
その悲しみのために、悲しみは悲しんだ
一つの悲しみは
一つの悲しみ
一つの悲しみは
全ての悲しみ
それでいて、
誰のものでもない
その悲しみは
そのためにだけ、存在した
悲しみの存在自体が
すでに悲しみであった
一かけらの悲しみが転がっていた
彷徨(さまよい)
今日と明日の壁間に
彷徨する心
流れる時の停止の中に
浮遊する心
真空の中で膨張し
苦悩する時の忘却
凝縮しつづける過去
過去と今日の接点
今日と明日の接点に
澱み漂う心
高圧下に於いて
圧縮され爛れ歪む
張りつめられた<時>の線
彷徨は
彷徨する心を呼び覚ます
