先日(9/11)、芦原観音寺へ行く途中の風景です。
比良山系を借景に、田園風景が広がります。
近くには紫陽花で有名な芦刈園もあります。
水を入れて時間が経つと、澄みきってきます。
水深が浅いので、生き物の影が映ります。なにかいます!
分かりにくいですね。
拡大します。
名前はわかりませんが、稚魚がいっぱいいるのです。
今はポンプで水を供給していますが、昔は自然流下でした。
ですから、田んぼには琵琶湖から産卵にお魚を含む生き物が遡上してきたのです。
このお魚はどこからきたのか知りたくなりました。
昨日、国道8号線沿いの福祉施設に喫茶店のマスターを勤めに
途中の数薄くなった田んぼを観察
ここでは「オタマジャクシ」だけでした。
滋賀県では、減農薬・減肥料のお米作りを推奨しています(みずかがみという商品名)
そのためか水田に生きものが増えてきたように思います。
ところが、これらの生き物には残酷な未来が待っているのです。
稲の根張りをよくするために、中干といって水を抜くのです。
水田の効能は、生き物の揺りかごだけでなくたくさんありますが、気の毒に思います。
わたくしの先輩が、進めている「揺りかご作戦」
中干に水を引いたり、冬場の乾燥期にも生き物が住めるような環境作りを目指しています。
ちゃ~んと生きものが住めるような環境を確保しているのですね。
観察の結果です
なんと36種類もの生き物が生息しているのです。
水田はポテンシャルをもっています。生きもののことを考えて欲しいと思いました。