昨夜・・・・ | をだまきの晴耕雨読

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ブログを始めて10年が過ぎました。
開始時の標題(自転車巡礼)と、内容が一致しなくなってきました。
生き方も標題もリフレッシュして、再開いたします。

月初の第1月曜日は、考古学研究会の日。

 

小笠原先生の講義を受けることができます。

 

今年度のテーマは、「古墳の成立と展開2」です(もう10年以上続けられているそう)

 

そして今月のテーマは、「形象埴輪の成立と家形埴輪」でした。

 

埋葬品としての「埴輪」の知識は全くありませんでしたが、先生の講義でうなづくことばかり。

 

 

時間の関係で詳しく説明できませんが、「家形埴輪」は他の埴輪と根本的に違うのだという。

 

そして、その家形埴輪にも屋根の部分に違いがあるという。

 

屋根の敷草を押さえるためのものを「押縁」と言いますが、それが盛り上がったものと、フラットのもの(枕縁という)があるという。

 

僅かに細部の異なる埴輪が、1つの陵にあるのは複数の工人集団が存在していたことの証左でしょう。

 

 

そして亡くなった首長と、引き継ぐ首長の立場を示しているかのように・・・・・・・

 

興味津々な講義は続きます。

 

今回の主題は、その後の暑気払いです。

 

いつもは先生を囲んで、研究会の終了後に喫茶店でディスカッションが展開されるのですが

 

来月は夏休みということで、駅前某所で暑気払いを行ったのです(わたくしは初めてです)

 

研究会に参加している方々は、男性も女性も多士済々です。

 

もう目からウロコのような話をたくさん伺いました。

 

わたくしの右となりの方は90歳、その右となりも90歳の長老でした。

 

そして空席の左となりが、わたくしを誘ってくださった会社の先輩です。

 

手前の2名は御年90歳です

 

ところが事件は、乾杯のあと10分過ぎにおきたのです。

 

先生のピッチは速い、2杯目のオーダーが始まりました。

 

ビール!チューハイ!・お湯割り!日本酒(燗)!など様々です。

 

ところが、純米吟醸ををオーダーした2人の内容が異なったのです。

 

1人は『やっぱり純米吟醸は美味しい!』

 

もう1人の方は、『????』、『これって酢ではないの?』

 

店員さんを呼び出しましたが、「そんな筈はありません」の一点張り。

 

差し替えていただきましたが、酔っ払いはうるさいです。『倍返しや』『3本持ってきて』などなど

 

真相は、瓶の中で発酵が進んだようなのです。

 

えッ! どれだけ放置していたの?  注いでいるときに気がつかなかった?

 

『もう次回は河岸をかえましょ』という結論になりました。

 

お陰様なのかどうか、会計はピッタリに勉強していただいたそうです。

 

わたくしは、生ハムサラダだけで、串カツも、串揚げも、大先輩方の胃袋の中に

 

その分、お湯割りを短時間に6杯もいただいて、上機嫌になりました。