今日は朝からまずはジムへ。

 

 プールで機嫌よく3700m泳ぐ。体重は78.9kg。やった、79㎏を割ったぞ。久しぶりだ。これが維持できるように頑張ろう。

 

 昼ご飯は、嫁さんとスーパーへ行ってお弁当を見繕う。私は、お蕎麦と、ネギトロ巻き。おいしくいただいた。

 

 食事をしながら、嫁さんに「明日にでも竜神温泉へ行かないか?」と誘う。

 

 サーキットに向けてドライビングトレーニングをしなけらばならないのだが、それに最適なのが高野竜神スカイライン。ただ、昼間行くと、一般車が走っていたり、危険な運転をするバイクがいたりするので、トレーニングは夜するつもりだ。

 

 ただ、事前に路面の状態を知りたいと思ったので、事前の下見に嫁さんを誘ったというわけだ。答えはノー。山道に入ると、私の運転が荒くなることが見透かされているようで、残念。そんなつもりはないのだが。

 

 ならばということで、今日、下見に出ることにした。昼食後、早速86のコクピットに収まる。

 

 イグニッションボタンを一押し、FA24エンジンは一発で目覚める。ギアをローに入れて、走り出す。

 

 近くガソリンスタンドで、燃料を満タンにして、まずは高野山を目指す。

 

 国道170号線を北進し、鍋谷峠を越える。

 

 紀ノ川を渡りさらに国道480号線を進み、花坂から急なのぼりを上って、高野道路に合流。くねくね道を流れに乗って進めば、高野山大門の交差点へ。いつもなら山内へ左折するのだが、今回は高野竜神スカイラインを走るのが目的。そのまま直進。

 

 トンネルをいくつか抜ければ、高野竜神スカイラインへ入ることができる。

 

 入り口付近は抑えて抑えて。この辺りはよく、警察のサイン会が催されている。先行車に続いて高度を稼ぐ。追い抜きができるところで先行車をパス。

 

 トラクションコントロールををトラックモードに変更。86のインパネの表示がタコメーター中心のディスプレイに変わる。

 

 次々現れる、複雑なコーナーをひらりひらりとクリア。直線でぐっとアクセルを踏み込めば、86は脱兎のように加速する。次のコーナーが近づけば、ブレーキをくっと踏めば、たちまち減速。本当にこの車は思うように動いてくれる。

 

 護摩壇山を通過して一気に下りを下れば、間もなく竜神温泉着。家を出て2時間。無事に道の駅竜神に到着。

 

 のどが渇いたので、ポカリスエットでのどを潤す。ここで折り返し。

 

今度は護摩残への登りを駆け上がる。基本は3速全開。急なコーナーでは2速にダウンして一気に加速。2400ccのエンジンはトルクフルで全くストレスを感じさせない。

 

 20分ほどで護摩壇スカイタワーの駐車場へ。

 

素晴らしい景色を楽しんで、トイレをすませ。再スタート。

 

ワインディングを、心行くまで楽しんでいたら、後ろからヘッドライトが迫ってくる。さっきすれ違った速そうな白のクーパーミニだ。

 

 ある程度に逃げたが、追いつかれて車間を詰められたので、左に退避。先に行かす。

 

このまま逃がすのはもったいないと、アクセルを踏み込む。セカンド7000rpmでサードへ、素晴らしい加速でミニを追尾する。

 

 どうやらついていけそうだ。ただ、相手もかなりの手練れとみた。コーナーのライン取り、ブレーキングポイント、どれをとってもとても参考になる。

 

 ついていって勉強させてもらおう。直線で、全開加速、コーナーでぐっと減速、出口が見えたら一気に加速。今日は平日なので、対向車も少なく、気持ちよく走れる。

 

 二台の編隊飛行でグングン距離を稼ぐ。前方にホンダS600が現れた。必死で逃げるがあっという間に追いつく。直線でミニが追い抜いたので私も続く。あっという間に、後ろに見えなくなった。

 

 下りに入っても、二台のスピードは落ちない。

 

 ただ、ミニはFFでフロントヘビーなので少しアンダーに苦しんでいるようだ。コーナーでは86のほうが限界が高い。オーバースピードかと思うスピードで入っても足がぐっと踏ん張りするりと駆け抜ける。

 

 立ち上がりでは、ノンスリの威力と2.4リッターのエンジンのトルクでぐいぐい加速する。この力強さは、前の2リッターの86にはなかったものだ。

 

 足、エンジンとも最高だ。サス、ブレーキはともにノーマルなのに本当にいい感じ。これはこのままサーキットへ持ち込めそうだ。

 

 走りを楽しむこと30分。ミニは高野山内への道を右折して去っていった。ホーンと、パッシングで走りを教えてもらったお礼をして、帰路につく。

 

 高野道路に入ったら、交通量が増えるので、減速。流れに乗って下る。あとはいつもの道をたどって帰ってきた。

 

 往復190㎞。とても楽しいドライブだった。今回は走ったことで、平日の昼間なら車もバイクも少なく、比較的すいてること。荒れていると予想した路面の状態も良くトレーニングには問題ないことが分かった。

 

これを参考に練習の計画を立てて、安全で効果のあるトレーニングを心がけようと思う。