マゾヒスト④ | 誰が名付けたボブ日記

誰が名付けたボブ日記

ボブ日記とは人間の高みに達する為にあえて低俗な事を書いています('ε'*)ボブ自身高貴で可愛いですが、人前でtin×2を晒す覚悟で書いています\(^o^)/



大晦日の格闘技トーナメントの席で勝った方の選手を見つめる石橋

『ニイッ』

笑みを浮かべ席を立つ













『なんだ、弱いヤツのほうの控室だったか・・・・』


デビル塚山「誰だ・・・・?一人にしてくれと言っただろ」


『噛ませ犬のくせに負けたくらいで俺に当たるなよ』


塚山「だからテメーは誰なんだよ」


『チャンピオン・・・・田嶋彰とやりたかったんだがアメリカにいたままじゃやれないとわかったから日本に帰って来たんだが』
『んで田嶋彰の本業の総合ってのはどの程度のものなのかな~と思ってね』
『お前を倒した空手野郎の蹴りを受けてみたかったんだけど』
『控室に来たらしょーもないほうだったわけだ』


「お前は何かやってるヤツか」


『今の会話で理解できねーのかよボクシングをやっている』


「理解できたが俺の事が誰だかわかってないようだから聞く必要があった」


スゥ(頭にかけたタオルを取り、立ち上がる塚山)


『ニッ(笑)』


「俺はお前とちがって世界を獲っている」


『世界って・・・・・・』
『聞いてるこっちが恥ずかしくなるぜ』


ニヤニヤしながら話す石橋


『ボクシングの世界王者ってのはヘビー級チャンピオンのこと・・・・』
『お前らコロポックルがやっているのはボクササイズ』
『格闘家は強くなるために体を大きくしようとするものだが』
『コロポックルどもは弱くなるのに体重を減らして弱いヤツ相手に勝って王者とか言ってるわけだろ』
『日本にいた時思ってたのよ〔今回は減量がきつかっただけに頑張りたいです〕』
『これって訳すと〔自分は弱いんでより弱い相手じゃないと勝てないので頑張って痩せました〕って事だろ』
『体重とか関係なく世界中でボクシングやってる連中を強い順に並べたら』
『お前は先頭どころか下から数えたほうが早いんじゃねーか』


スーーーーッ(構える塚山)


「俺とやりたいのか?」


『フッ本当の事言われたからって怒るなよ』
『弱い者いじめは嫌いでね』
『邪魔したな』


クイッ(近くのパイプ椅子に手を伸ばす塚山)


「おい」


『!?』


ガッ(パイプ椅子を持ち上げる塚山)


『おおお!!』


ゴガッ(鈍い音で石橋の額にぶつかる)


ブフォ(さらに大振りに振る)


ぐちゃ(石橋の左顔面口側に命中)


ドロ(前歯を折られて大量に血を垂らす石橋)


『あがががが!!』


ゴッ(顔面に命中)


ゴッ(脳天に命中)


ゴッ(顎に命中)


ゴッゴッゴッゴッゴッガッガッ(部屋中に響く鈍い音)


ガシャン(膝から崩れている石橋の横に使ったパイプ椅子を無造作に投げる)


見おろす塚山の体は石橋の返り血で染まっていたピクリともしない石橋だが


スーーーーッ(何も無かったかのように立ち上がる石橋)


『なんで殴るのをやめるんだよ』


シュッゴガッ(塚山の右アッパーがヒット)


ガシ(殴られながらも塚山の肩を押さえる)


フーーーーー(深く息を吐きながら血塗れで話し始める石橋)


『違うだろ・・・・萎えちまうよ』
『お前の力じゃ素手はダメだ』
『道具を使え』
『道具を使って俺の脳みそが飛び出るまで叩き続けるんだ』
『力を緩めず情けなど絶対にかけずに全力で叩き続けるんだ』
『俺が絶望するぐらい・・・・』
『涙を流して許しを請うぐらいに・・・・』
『どんなに・・・・許しを請うてもお前は叩き続けるんだ』
『めちゃめちゃに・・・・ボロボロに・・・・なるまで』


「(・・・・!?こいつ)」


盛り上がり石橋の股間


「(勃起してやがる)」
「変態ヤロウが!!」


左フックを繰り出す塚山


バフゥ(姿勢を低くしかわす)


ピタ(かわした左フックの打ち終わりと同時に塚山の前に顔を寄せる)


『道具を使ってくれ』


打ち終えた姿勢のまま叫ぶ塚山


「くああありゃ!!」


シュシュバッバッシュバッバッ(塚山の連打を上半身を目まぐるしく動かしてかわす)


「(・・・・速い)」


『お前・・・・ダメだな』


どぐ、ちゃ(強烈な右フックで塚山の顎が外れ大きく顔が変形する)


『もっと強いヤツを探さないと・・・・』
『日本に帰ってきてから1回も抜いてねーよ』




ーーーーーーーーこの後、もう一人の選手も襲います(笑)