Birthday Fish | 僕はまたあの蒼い海の夢を見る

僕はまたあの蒼い海の夢を見る

魚と自然を愛する僕の釣行記とか

スノボー旅行やら風邪やらで前回釣行から日が開いてしまった

ここ最近の海は強風が吹き荒れ、一時期近づいていた黒潮も離れてしまい、水温が下がっていた

それでも久しぶりの釣行なので気合を入れて暗い内から磯へ向かった


前日からの波の影響で磯に立てないかと危惧していたが、波はそれほど無く、なんとか釣りは出来そうな状況

雨が降った為水色が悪く、月明かりも無い真っ暗な空なので15cmのパールホワイト系のミノーをフルキャスト

しばらく投げ続けたが反応はない

水温を計ると14℃と前回釣行より2℃下がっていた

移動することも考えたが、状況は良いのでこのまま粘ってみることに


するとようやくのヒット。魚との距離を一気に詰める

サイズはそれほどでもなく、すぐに足元まで寄ってきた

ライトで照らすと50cmほどのフッコ

抜き上げようと体制を取り直した直後に足元へ突っ込み、その反動でバレてしまった


その後も攻め続けるが反応はなく、辺りが明るくなってきた

ここで狙いを沖の潮目から手前のサラシへ変えて様子を見ることに

さらにルアーをチェンジ。低活性なので、普段はほとんど使わない12cmの小さいミノーへ変える

サラシが広がるタイミングでルアーをキャストし、磯際をトレースする

するとすぐにヒット

これもサイズは小さく、ゴリ巻きして距離を詰める

上がってきたのは先ほどと同じくらいのシーバス

これも抜き上げようと魚を浮かせると体高のあるシルバーの魚体に違和感を覚えた

抜き上げるのを止め、波に乗せて慎重にランディングした





上がってきたのはやはりヒラスズキ

久しぶりのヒラに思わず見惚れる

いつ見てもこの魚はカッコイイ

その後、2人アングラーが来たので場所を譲り釣行を終えた


そういえばこの日は僕の誕生日であった

このヒラは誕生日を祝ってくれた魚だったのかも知れない