【この記事のポイント】
・イオンで見つけた「麺だけ!」という、ある種の極振り仕様な焼きそば。
・野菜炒めとチャーシューによる「上書き」で、家族3人分300円の主食をどこまで昇華できるか。


とある休日。
家の近くのイオンで、いつも気になっていたものを夕食の主食として買ってみたんです。



「えっ、麺だけ!」「どこまで食べても麺、麺、麺!!」。
まさにそのまんまの潔さ。


500gというボリューム、家族3人で食べるのにちょうどいいんですよね。
問題は、「なんでこんなものを買ってきた?」「身体に悪そうじゃないか」という妻と娘の反応です。


でもまぁ、野菜でも炒めて乗せておけば、
元がこんな「剥き出し」の姿だったなんて、バレることはまずないでしょう。


これは決して隠蔽ではない。
私はあくまでも食材を調達してきた、というだけのこと、と自分を納得させてと。



野菜の味付けをどの程度にするか、まずは麺だけを試食してみるか。


パクっと一口…
うん、これは麺、焼きそばの麺でそれ以上でも以下でもない。
他の感想が全く出てこないというのは、この商品の狙い通りなんじゃないでしょうか。


かなり味が濃いので、野菜は薄めの塩味にしておくのが無難かなと。



野菜炒めをのせて、豚肉代わりにチャーシューも何枚か。
これちょっと個性的な焼きそばという体になったでしょう。


よし、それでは頂きましょう。


麺をすすると、想像以上のコシと容赦ないソースの主張。
野菜炒めを薄味にして正解、これがちょうどいい受け皿になっています。


豚肉ではなくチャーシューを選んだのは、この強い麺に負けないための戦略。
味薄めのチャーシュー、想定通りに麺とはまた異なる旨味になっています。


妻「…これ、かなり味が濃いね。ご飯のおかずになりそう。」
確かに、西日本の「焼きそば定食」の文脈なら、この濃度は正義なんでしょう。


娘「あー、これ。U.F.O.とかのカップ焼きそばの味。」
なるほど、彼女の鋭いセンサーが「大量生産系のノスタルジー」を検知したか。


プロが作った本格派の味よりも、昔ながらのジャンクな味をどこかで期待してしまっているのは私も娘と変わらず。
その『味覚の矛盾』までも、イオンの計算に入っていたんですかね。


確かに味は濃いものの、家族3人の主食がたった300円(他の食材を含めても500円程度)で済んでしまうというのは凄い。
この勝利(節約w)が、明日の食卓をちょっとだけ豪華にしてくれる。
そう思うと、この濃いめのソースの味も、未来への期待が混ざった特別なものに感じられてくるというわけですね。


コスパのいいジャンクフードに感謝、ご馳走さまでした。
(小心者の私、家族には「これ、麺だけ商品なんだ」と自白しましたw)


 

 



【おまけのワンポイント】
「麺だけ」という一見不親切な商品は、裏を返せば「トッピング次第でどうにでもなる」という高いカスタマイズ性を備えています。
家庭料理の「ベース」としての割り切りは、忙しい休日の家事負担を最適化する実に合理的な設計と言えるのかもしれませんね。