【この記事のポイント】
・休日のランチは、妻が買ってきてくれた近所のインド料理店『ナンハウス』のカレーセット。私の好みである「マトンカレー(辛口)」という絶妙なチョイスに感謝しつつ、テイクアウトでも変わらぬ巨大なナンと、スパイスの奥深い味わいを堪能。


とある休日の昼下がり。
近所の眼鏡屋さんに出かけていた妻が、ランチにと『ナンハウス』のカレーセットを買ってきてくれました。

普段、辛いものはそれほど得意ではないはずの妻。
これはなんとも珍しいチョイスだなと。

妻の優しさと、絶妙なチョイス




私のために買ってきてくれたのは、「マトンカレー」の辛口。

最近、インドカレー屋ではマトンカレーかキーマカレーの二択になっている。
これをちゃんと覚えていてくれたことに、まずは感謝です。

そして辛さの指定が「辛口」というのも、また絶妙なところ。
いつもなら私は迷わず「激辛」を選ぶものの、それを一段階落としてきたのは、「あんまり辛いものばかり食べていると、身体に良くないでしょ」という妻なりの無言の心遣い… と信じたい。

テイクアウトでも健在、圧倒的存在感のナン




さて、この『ナンハウス』は、店内で食べるとナンがとにかくデカいのが特徴、それはテイクアウトでも変わらないようです。

アルミホイルから出すと、まだほんのりと温かい。
よし、カレーも冷めないうちに、それでは頂きましょう。

まずは、ナンをちぎって、そのまま一口。
表面はパリッと香ばしく、中は驚くほどもちもち、ふわふわ。

噛むほどに、小麦の自然な甘みが口の中に広がります。
ほんのりとした甘みがあるからこそ、スパイシーなカレーと最高の相性を見せてくれる。
これだけでも十分に美味しい、主役級の実力を持ったナンです。

辛さの奥に広がる、スパイスの宇宙




そして、いよいよ主役のマトンカレー。
ナンの先端にたっぷりとつけて… うん、これは美味い。

まず、口に入れた瞬間に、様々なスパイスが織りなす、複雑で華やかな香りが鼻へと抜けていきます。
そして、後から追いかけてくる、唐辛子のキリッとした辛さ。

しかし、その辛さは決して暴力的なものではなく、カレーのベースとなっている玉ねぎの甘みや、トマトの酸味と見事に調和しています。

主役のマトンも臭みは全くなく、煮込まれて驚くほど柔らかい。
噛むほどに、マトン特有の野性的な旨味がじゅわっと溢れ出してきます。

セットで付いてきた、真っ赤なチキンティッカも良い箸休め。
ヨーグルトとスパイスに漬け込まれ、タンドールで焼き上げられた香ばしい鶏肉がカレーの刺激を優しくリセット。

カレーはサフランライスとの相性もよく、最後まで美味しく食べきることができました。

最後に



というわけで、妻が届けてくれた美味しいサプライズ。
インドカレーという料理のスパイスが織りなす奥深い世界を、改めて実感させられました。

そして妻のカレー選び、その素晴らしいアルゴリズムに心から感謝。
いやぁ美味しかった、ご馳走さまでした。

 

 




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