【この記事のポイント】
・東急東横線都立大学駅は武蔵小山からでも歩ける距離、江戸時代の名残を感じる風景や教会を巡るウォーキングだったなと



武蔵小山からのウォーキング、3回目は東急東横線沿いにある碑文谷公園を目指すことにしました。

武蔵小山から目黒郵便局まで歩いて、そのまま学芸大学駅に向かおうとすると工事中の道路があります。
この道路が完成すると、海沿いの国道357号線から第一京浜国道、国道1号線、中原街道、目黒通りを環状に繋ぐ26号線通りが三宿通りに接続。
板橋区まで繋がる鮫洲大山線となり、山手通りと環七の間に環状線が完成することになります。

山手通りは環状6号線、その外側で環七の内側となるこの道路は環状6.5号と呼ばれているらしいですけど、完成すれば渋滞緩和に繋がること間違いなし。
早期の完成を期待したいものです。

碑文谷公園は学芸大学駅と都立大学駅の間にあって、電車から見て存在は昔から認識してはいたものの、実際に行ったことはなかったところ。
地図で見ると武蔵小山から歩ける距離、せっかくだからここに住んでいる間に行ってみようと思ったわけです。

実際に行ってみると、公園としての大きさはさほどでもなく。
この池は立会川の水源であること、江戸時代に近辺にある田圃の灌漑用に作られたものであることなどを知ることができたのが収穫でした。

次に向かったのがすずめのお宿緑地公園。
江戸時代にこのあたりは筍の栽培地だったので竹が生い茂っており、昭和初期には何千羽という雀の塒になっていたとのこと。

なので「すずめのお宿」という訳ですけど、私が行った時には雀はおらず、緑が気持ちのいい竹林だなと。

すずめのお宿緑地公園の近くには、碑文谷八幡宮があります。
住宅地の中にある神社としたは、かなり広いんですよね。

創建は不詳とされていますけど、北条義時に討たれた畠山重忠の守護神を奉祀したといわれているんだとか。
碑文谷という地名はこの神社に保存されている碑文石に因むものなんだそうで、この地域にとっては歴史的にも意味深い神社だということが伺える佇まい。

碑文谷八幡宮の参道らしき位置には立会川緑道があり、一直線で気持ちのいい散歩道に。
碑文谷池・清水池から続く立会川はこの緑道の下、暗渠になっているんだそうです。

この近辺の観光スポットといえば、忘れてはいけないのがサレジオ教会、正式名称はカトリック碑文谷教会。

この日は結婚式が行われていたようなので立ち寄らなかったものの、教会の天井にはフレスコ画が施され、カラフルかつ荘厳な空間だとのこと。
機会があればまた訪れたい建造物だと記憶しておいてと。

たっぷりと歩けたので、今日のウォーキングはこれでお仕舞い。

 

 


【おまけのワンポイント】
・碑文谷八幡宮の碑文石は75cm×45cmくらいだそうで、中央に「大日」、左右に「勢至」「観音」と梵字で刻まれているだそう。祟りがあったので埋めたという説もあったりと、意外にミステリアスな歴史もあるようです。