よし、久々にボート釣行するかな。


金曜日に休みをとってボートを下架しにマリーナへ、係留しておいて翌日釣行に備えようかなと。

バッテリーはしっかりと充電されていて、エンジンは一発で始動。
よし、これなら問題ないなと、マリーナスタッフの方にボートを海に下ろすよう依頼しました。

クレーンの横で待機。

「随分とお久しぶりですよね。」とマリーナのスタッフの方。
「昨年は五十肩で全く海に出ずでしたけど、今年は治ったんですよ。お若い方には、腕が上がらないほど肩が痛いなんて想像もつかないでしょうね。」

なんて会話をしながら、風向きをみてどこにどう着桟させるかをイメージ。
久々なので少し緊張するけど、以前は得意だったことだし問題ないはず。

水面に着いたボートに乗って、エンジン始動、さて後進を…
あれ、クラッチが入らないぞ!

船の操縦では、ハンドルは車と同じなんですけど、大きな違いはクラッチ操作。
前進と後進しかなく、逆転操作でブレーキというのが特徴なんです。

クラッチレバーを前に倒せば前進、後ろは後進。
クレーンから離れるにはまずは後進するんですけど、何とクラッチレバーが動かずとは…


「すみません、クラッチレバーが動かないんですよ。大変申し訳無いんですけど、出直しますのでボート上げて頂けます?」
手間をかけてせっかく下ろして頂いたのに、大変申し訳ない。

艇置き場に到着、すぐにマリンサポートの方が来てくれて、不調の原因を探ってくれます。
「あ、これですね。ドライブ側の赤いケーブル。裂けているので、中で動かなくなっているんだと思います。」

なるほど、これね。
「もうこのボートも古いので、今年まで乗ったら処分しようとも思っていたんですよね。でも一応、修理するといくらぐらいか、見積もりお願いできます?」
「了解しました!」

一応お願いはしたものの、この時は、「もう諦めよう」というのが本音。

翌日、マリンサポートの方から電話があり、修理代は…
「4万円くらいですかね。」と。

うーん、微妙すぎる。


10万円と言われたら「もういいや」となるんですけど、4万円ならなぁ。

1日悩んで、結局は修理してもらうことにしました。

せっかく修理してもらうので、今年の秋まではしっかり乗ろう。
そのためにはということで、これも「もういいかな」と思っていた船舶検査も受けることに。

今回は中間検査で値段も多少安いし、信号紅炎の期限もまだ切れていないし。
何もかもが微妙に安いんですけど、トータルするとそうでもないかもな。


修理は翌週火曜日には完了。
今年がボート最終の夏、楽しみたいと思います。



【今日のワンポイント】
・修理のついで、海水ポンプのインペラも交換してもらうことにしました。壊れやすいゴムの部品、でも壊れるとエンジンがオーバーヒートしてしまうというもの。自分でも交換はできるんですけど、修理のついでですからね。