平日のランチについて、今迄は記事にすることはほとんどなかったんですけどね。
最近は神田に行くことが増えたので、備忘のためにインパクトがあったお店は記事にしていこうかと思います。

その第一弾として、9月のとある日に行った「中華料理 五指山」についてです。

このお店、後で調べてみると食べログ評価3.59と高いお店。
行った時はそうとは知らず、「麻婆豆腐が美味しいお店があるから」と連れていってもらったんです。

そう聞いてきたので、麻婆豆腐、正確には麻婆土鍋ご飯900円の食券を買って席に。

調理に10分以上かかったんじゃないかな。
昼休みのランチにしてはかなり待たされた印象でしたけど、運ばれてきた麻婆豆腐を見てビックリです。

写真じゃ伝わり難いですけど、とにかく土鍋がデカい。
ご飯も山盛り、こんなに沢山食べ切れるかな…

まぁいいや。
余計なことは考えず、さて、頂きま~す。

まず麻婆豆腐を一口。

う、辛…くはないな。
でも口がビリッビリ痺れる。

麻辣の麻、つまり山椒の刺激が無茶苦茶強いんです。
挽肉の旨味や豆腐のさっぱりさもあるものの、とにかく口の中がビリッビリ。

ご飯を食べてホッと一息、そして麻婆豆腐でビリッビリ。
この繰り返しで食べ進むと…

まだ半分か。
舌が辛さを塩っぱさ誤解するようになって、麻婆豆腐を口に入れるのがちと辛い。

いやいや、とは言っても、食べ物を残すなんて非国民。
戦時中じゃないのでそこまで言わないまでも、お店の人に失礼ですよね。

口の中は麻痺状態、ご飯の一休みも効き悪くなっていくものの、黙々と食べ続け。るしかない。
最後は拷問に等しくなってきましたけど、根性で何とか食べ切りました。


いや~、酷い目にあったなぁ。
なんて思うのは食べ終わった直後だけでで、会社まで歩いて戻る途中で舌の痺れは無くなって。

午後の仕事をしている間には、ん、あれは実は美味しかった。
あれ、もう一度食べてみたくなっている…

そんな不思議な味で、なるほど、これが人気店たる理由なんだということがよくわかりました。

辛いものが苦手方には全くお勧めしません。
でも麻婆豆腐が好きな方、是非一度食べてみて、感想をお聞かせ頂ければと思います。