ようやくゴールデンウィーク終盤、こどもの日の出来事について書く順番がやってきました。
よく考えてみればたかだか2週間前のことですけど、月日が経つのは早いもの。
薄れつある記憶を辿りながら。


行った先は大町自然観察園、って言っても地元の人以外には全く知られていないでしょう。
市川市営の施設、武蔵野線の市川大野から車で10分ほどのところ。
周囲には梨園多数あって、これが同じ市川かと思うほど自然の豊かなところです。


ハイキングコースのような小径を入っていくと、藤棚に薔薇のアーチ。

薔薇はこれからでしたけど、藤はまだ残っていていい雰囲気。
せっかくなので、藤を強調してちょっと暗めに仕上げてみました。


ここまで咲いている薔薇もごく僅かあったんですけどね。

あ、そうか。
半月経過しているので、もしかするとそろそろ見頃かも。


藤は自生のもあって、高々とした木を覆うように咲いています。
藤棚もいいですけど、このダイナミズムもまた良し。


モミジ、ですかね。

漢字で「紅葉」と書くと違和感のある蒼々しさ。
秋に来ると素晴らしい紅葉が見れるでしょう。


お、早くも紅葉…って訳ではなくて、元々こんな色の葉っぱなんだろうか。

そよ風に吹かれて、葉の裏側の白が混ざって。
おめでたい紅白になった瞬間を狙った1枚です。


こうやって見ると風情のある橋っぽいですけど、コンクリートと鉄柱の素っ気ない造り。
太鼓橋にすればいいのにと思いつつ、入場無料なのでまぁ贅沢は言えない。


園内には大きな池があって、豊かな自然の源になっています。

このデッカくて白い鳥は…白鷺だと思ってしまうのはあまりにも単純ですかね。
似たような黒いのもいましたけど、白鷺と黒鷺ってことにして先に進みましょう。


池の周囲には無数の黄菖蒲。
実物と水面に写る姿を交互に、絵の世界みたいだなと自画自賛。


湿原に遊歩道、地方の観光地みたいな雰囲気ですよね。
そうそう、夏には蛍も出るらしいので、今度見にきてみるか。


久々に行ってみて、こんないい場所だったのかと改めて気付いたのは、自分が歳をとった証拠でもあるんでしょうね。

まぁ気にしても仕方ない。
車で20分ちょっと、お気軽撮影スポットとして活用していきます。