ベンゾ情報センターの管理人さんが使われている、安価な割に高性能な電子天秤。
あの管理人さんが使用されているということで、使っている方も多い印象を受けます。
 
お高い電子天秤を買い、それでキャリブレーションのことを知りました。
 
そこでこの安価な電子天秤の英語の取扱説明書を読んでみると、ばっちり“Calibrartion”って書いてあるじゃないですか。
 
そもそもキャリブレーションとは、緯度の違いによる重力加速度の変動により、測りの表示に誤差が出てしまうのを防ぐため、正確な重さの分銅を用いて誤差を是正する作業のことを言うらしいです。なので、大きく県をまたいで測定する場合は、その都度キャリブレーションした方がいいみたいです。キャリブレーションに使う分銅が、その天秤の重さの基準になります。
 
この電子天秤、分銅も一緒についてて、測ってみると大体 「50.067g」
とか表示されるので、あんまり正確な分銅じゃないんだろうなぁぐらいに思ってましたが、勘違いでした。
 
この分銅、キャリブレーションのための校正分銅みたいです。
校正分銅にもランクが5つぐらいあるらしいのですが、どれに相当するかはわかりません。(あとで確かめようと思います→確かめました
 
キャリブレーションせずに測ると70㎎ぐらい誤差が出てたのは、おそらく製造元の中国でキャリブレーションして、それが初期設定になっているからだと思われます。重力加速度が日本と違うんですね。
 
キャリブレーションの仕方

1:電源をonにする
2:0表示になったらMボタンを長押し→50gの表示
3:もういちどMボタンを押すと、「CAL」と表記→50gの表記が点滅→分銅を置く→「PASS」と表記
4:終わり
 
キャリブレーション後は、ぴったりと50gの表記になりました。
 
ただ、キャリブレーションせずに減薬を進めている方は、途中からキャリブレーションし直さなくても大丈夫だと思います。
私は2台持ちしてるので確認しましたが、50gだと70㎎ぐらいの、15gだと20㎎の誤差を確認しましたが、0.1gぐらいの重さだと、誤差が出てるのかいまいち分かりませんでした。
 
軽くなればなるほど、誤差が少なくなるのだと思います。
 
また、キャリブレーションしないとちょっとだけ表記がずれる可能性はあるけど、毎回少しずつ減らす作業には何の支障も出ません。
逆に途中からキャリブレーションをすることで、減らす量に少し誤差が出てしまう可能性もあり得ます
 
これから使う方は、少し注意してみて下さい。