BOA SPORTS CLUB は26年目になりました。

最近、いろいろな事が多すぎて、自分から出ている物を再確認する機会が沢山あって、自分の想いをちゃんと発信していかなくては行けないな。と感じています。

 

 

 

まず、BOAを作ってから、今日まで1番大切にしている思いが、子ども達の将来の輝きです。 それは「5年後、10年後‥」と表現したり、様々な言い方で発信していますが‥

 

 

 

今は、「幼い頃の優秀が、幸せとは限らない!」で伝えています。

 

 

 

僕の自慢の双子の弟とのエピソードから、この事だけは確信しています。



 

僕には、自慢の双子の弟がいます。 今では大学の教授として活躍し、NHKを中心としたTV番組に何度も出演し、オリンピック日本代表のトレーナー、本の出版‥ 本当に大活躍をしています。



彼が幼い頃はどうだったか?と言うと、勉強が学年トップクラスのみならず、運動も出来て、しかも良い奴で、とてもとても優秀な子でした。

 

 

 

対する僕は、「弟は優秀だけど、お兄ちゃんはね~。」と誰からも言われる子どもでした(笑) 

 

 

 

そんな幼少期を重ねて、僕がBOAを作ったある日の事です。

 

 

 

当時買ったばかりの携帯に「公衆電話」から着信がありました。(当時は今みたいに誰もが携帯を持っている訳ではありませんでした。)

 

 

 

電話に出ると、弟からでした。

 

 

 

泣きながら「俺、親父の事ぶっ飛ばしちゃった!」 

 

 

 

後で分かるのてすが、当時、弟は群馬県の病院に勤めていましたが、突然実家に帰り、「俺の人生がこんなになったとは、お前らのせいだ!」と言って、殴りかかったと言う話でした。




このエピソードを書けるのも、弟がこの後さらに乗り越えて、幸せな生活を送ってるからこそ書けます。

 

 

 

その電話では、泣きながら「俺、お前の事が羨ましかった。」と言いました。

 

 

 

この言葉が全てです。 僕が言うなら分かりますね。 幼い頃から本当に比べられて「弟は凄いけど、のり君はね~。」とか「本当に双子か~。」と先生から言われた事もありました。

 

 

 

劣等生な僕では無く優秀な弟が僕に「羨ましかった。」と言ったのです。

 

 

 

弟は優秀なだけで無く、めちゃくちゃ良い奴なんです。だから多分、親の期待とか、大人の期待とかに全部応えて来たんです。 その反動が全て、この出来事に出たと思います。

 

 

 

だからこそ、ただただ自分のやりたい様に好きに生きてる僕が羨ましかったとなったのだと思います。

 

 

 

独立して、BOAを設立して間もない事件だったので、何となくな感覚だった物が、僕の中で理念になりました。

 

 

 

子ども達に、幼い頃の優秀を求めるのでは無く、「子ども達の将来の輝きを大切にしよう!」 これが僕の指導で1番、大切にしている思いです。

当時は「子ども達の5年後、10年後の為…」と言い続けました。 

 

 

 

26年目を迎えた未だに、この想いは消えません。

 

 

 

「大人になってから、幼い頃の僕の境遇を知る人に会うとよく立派に育ったね。」とか「よく曲がらなかったよね。」と言われます。

 

 

 

じゃあ劣等生だった僕が(十分ポンコツな事は置いておいて‥)今こうしてられるのはと考えると、当時から自分の事を劣等生と思っていなかった。と気づきます。

 

 

 

それは、僕の斜め前向いに住むおじさんが「のり君は、天才だからね。」とずっと声掛けしてくれました。 

 

 

 

それが、どんな問題を起こしても、誰かにどんなに怒られても、どんな失敗しても‥いつも大笑いして話を聞いてくれて、「のり君は天才だからね。」と(笑)

 

 

 

家族でも無く、親戚でも無く、ただただ僕の成長を楽しみに応援してくれたおじさんの姿が僕の指導理念に大きな影響を受けています。

(おじさんの話は、いつかちゃんと書きたいと思っています。)

 

 

 

5つのBOA魂である様に、もちろん、今、「全力」で挑む事が大切です。 試合があれば、全力を持って勝利を目指します。

 

 

 

そこには、子ども達の将来の輝きをちゃんと担保して起きたい!  目の前の試合も、子ども達の将来の輝きを守った上で戦っていきたい! と言う想いを、これからも大切にして行きたい! と思います。




僕はクラブの代表であり、2人の息子の親でもあります。 だから、親として安心出来る事も十分理解出来ます!






息子がサッカーをしてくれると言う幸せな時間なハズが長男時は、僕も長男もムリをしてしまい楽しめなかったと言う失敗もしました。




だからこそ、今、もう一度、皆さんに発信をしたいのです。 幼い頃の優秀が幸せとは限りません。




なので、是非是非、無理をせずに楽しんで欲しい。





僕も、優秀を求めず、子育てもただただ楽しむ事を追求していったら、良い方向⁉️に行って、楽しむ事が出来ました。





弟も、あの日以来、優秀の追求では無く、楽しむ事へ変わって行ったから、今の成功があると思います。めちゃくちゃ優秀だけど…




誰かを傷つけてしまったらゴメンなさい。今の日本の出生率、結婚率を見たら、子育てが出来るって貴重で幸せな事だと思います。




そんな貴重な時間を是非、楽しんでください。一緒に楽しみましょう‼️