今日は、国分寺が休みな事もあり、しんがの授業参観に行ってきました。




丁度、そう君は、ママと用事があり、僕1人での参加です。




まだまだお子ちゃまな僕は、「授業参観」ってな響きだけで、ちょっと感慨深いものがあります。 あらためて、父親としての自覚がわいてきます。




「しんがの幼稚園での姿」を観れる事もワクワクでした。




授業参観がスタートします。 当番さんの挨拶や朝の歌があり、先生が出席をとります。 しんがも元気な声で「は~~い!」




始めは「幼稚園に行きたくない!」なんて日もありましたが、「いいぞ! 楽しそうにやってるじゃん♪」




そして、今日はおりがみで「くり と どんぐり」と言う時間。




先生の話にも「○○はいいんだっけ?」 「だ~め~」なんで感じでノリノリでした。




5分くらい経った頃から、先生の話を聞いていなくて、隣の子の作業を観ながらの作業になってきました。




内心、「やっぱ、俺の子だなぁ。いいじゃん、いいじゃん。先生の話を聞いていなくても、周りの子を見てなんとかできちゃえば、ちゃんと育ってくよ。」  なんて、気持ちで笑いながら見ていました。




僕のいる所は、入口近くの所でしたが、しんがは1番奥でグループで作業している為に、しんがの顔がよく見えます。




何度も僕の顔を見て笑っていました。




こっちを観る回数が増えてきて、「あーもう飽きの限界がきたなぁ。」なんて思っていたら‥。




突然、泣き出しました。




本当にびっくりしました。ここ数か月、しんがが泣いた顔を見たことがありません。




声を出している訳ではありませんが、何度も涙を手で拭きながら、僕にメッセージを出しています。 5分くらい、そんな感じで‥‥。




僕も笑わせようと変な顔をしたり、大丈夫!のポーズをしていましたが、泣きやみません。




周りのママ達に「しんが君パパ」と促され、しんがの近くに行くと、か細い声で「パパ、もう帰っちゃうんでしょ。」




「給食も見て行けるんだってよ。」




まだ泣いています。




「今日は、しんがが帰って時にお家にいるよ。 だから、もう少しだからがんばっちゃいなよ。」




「‥‥。」




「夜もサッカーに行かない? 明日の朝まで、ずっと一緒に遊べる?」




「夜は、サッカーがあるけどさぁ。 バスの迎えは行ってあげるよ。」




「‥‥。」




泣きながら「滑り台の公園に行くじゃん、その途中のバス亭だから‥。」しくしく。

 



折り紙の時間の30分以上、泣いていました。




しんがとグルーブになって座っているお友達もみんないい子で、そんな泣いている しんがの顔を見て、しくしく、泣き出しました。




観に行く前は、わくわくして想像していたしんがの顔とおよそ違う「顔」を今日は見ましたが、泣いている顔なんて最近、全く見せてくれないので、また違った感動がありました。




「家に帰りたい。」なんて、後、本当に数年の事です。




ほっといても、家に帰らなくなります。 




今の貴重な時間を大切にしなくては、いけないですね。 皆さんには、ご迷惑をお掛けしましたが、僕にとっては今日の顔も宝物です。