ニコニコブロマガの記事の抜粋です。
こちらは、会員向けの内容ですので、
社団法人ボードゲーム常連メンバー以外の方が見たらお気を悪くされる方がいるかもしれません。
ですので、
予め申し上げておきますと、チャンスカード言う言わない問題①を見て、
我々の理念とは合わない!という方は、閲覧注意です。
ご了承くださいませ。
↓↓
コラム
~伏せカード言う・言わない問題~
引いたチャンスカードを公言するのは良くない!と、公式大会では言われることがある。
社団法人ボードゲームのルールでは、「嘘」は禁止であり、それが守られればチャンスカードの公言はOKとしている。
ちなみに、発売元の株式会社ジーピーの見解としても、
「チャンスカードを公言するのはOKだが、それが真実かどうかは不明として戦うこと」
としている。
これに異を唱える他団体の方もいるのだが、ここに我々プロとしての見解を記す。
「チャンスカードの公言をNGとするならば、チャンスカードの推測をするな!」
という事である。
「それが1ポイントだとすると・・・」という会話をした時点で、
言われた側としては、
「ポイントじゃないです!」と、言わねば損だ。
そう公言しないと言われた側は言われるだけ不利。ということは、チャンスカードを引くなということになり、カタンの戦略がうんと狭まる。
では!推測をしないとなると、カタンは必要最低限の会話しかしてはいけないというルールになる。
麻雀のように、「ポン、チー、ロン、ツモ」などの言葉しか発しないようになる。
そんなカタン、面白いですか?
カタンの醍醐味はゲーム中に常に会話やコミュニケーションが飛び交うことだろう。
とはいえ、自由に何でも会話をしてよいとなると競技性が失われてしまう。
よって、社団法人ボードゲームでは、「明らかな嘘は禁止」とした上で、チャンスカードの公言はOKとしている。
「それポイント?」などと聞かれて困る方もいるかもしれない。その時に、どう返答するか?という技術を磨くのも、強者になる上での重要な要素なのだ。
これを読んだカタン士の皆さまは、社団法人ボードゲームが大事にしている「コミュニケーションカタン」を是非一緒に盛り上げていってほしい。
by
社団法人ボードゲーム
会長
岩田慎太郎
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