地下鉄駅構内毒物使用多数殺人事件 | 窓から観える風景

窓から観える風景

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平成7年(1995)3月20日(月)午前08:00頃

営団高速度交通営団(現・東京地下鉄株式会社)にて

地下鉄サリン事件が起きました。

正式名称:地下鉄駅構内毒物使用多数殺人事件

 

 

当時の宗教団体・オウム真理教の信者らが

神経ガス「サリン」を散布し、死者を含む多数の被害者を出した。

(死者14名・負傷者 約6300名)

ナチスでさえ散布を躊躇した毒物を撒いたのが驚きでした。

 

刑が確定した者は執行されています。

 

 

 

 

当時、8:00過ぎに東西線に乗り

千代田線または日比谷線に乗り換え、霞が関の職場に向かっていました。

東西線乗車中に車掌さんが慌てた声で

「千代田線・日比谷線・丸の内線は運転見合わせしてます」とアナウンスがありました。

何があったのかと思いつつ乗換駅の茅場町駅に到着したところ

駅員・警察官・消防隊員が慌ただしくしていました。

「早く地上に出てください!!」と拡声器にてアナウンスしてました。

その慌ててさが尋常ではないことを悟りました。

一般人は携帯電話なんて持ってなかった時代、

公衆電話には見たことのない長蛇の列ができていました。

そこから歩いて霞が関に向かったのだが

途中、警察の規制があって自衛隊車両がたくさんありました。

あんな光景、後にも先にも初めて観ました。

数時間歩いて職場に到着したのち、テレビを付けたらすごいことになっていました。

仕事にならないからと、当日は臨時に休みになった。

 

もう少し早く乗車していたらと思うと今でも怖い思いです。

 

 

 

              千代田線:我孫子発代々木上原行

              日比谷線:中目黒発東武動物公園行

                   北千住発中目黒行

              丸の内線:荻窪発池袋行

                   池袋発荻窪行

上記の路線にて犯行が行われました。

 

 

 

 

 

 

経営財団を略した営団は

昭和16年(1941)以降、内閣における国家総動員体制の下

国策会社とともに誕生した「官民協力」の性格を有する

公法人でも私法人でもない個別に制定された特別法により設立された中間形態の特殊法人。

営団地下鉄(鉄道省管轄)住宅営団(厚生省管轄)農地開発営団(農林水産省管轄)

とともに三営団と呼ばれいた。(他にもたくさん営団はあったけど)

 

 

最後まで営団として残っていた営団地下鉄は平成16年(2004)に

都が大株主で民営になりました。