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距離:23.7 キロ

累積標高:↑2336

行動時間:6時間3分(キロ14:21)

 

 

 鳥取県トレイルラン同好会の練習会の舞台を蒜山三座往復とした。僕の中では長く、三座往復とは下蒜山からスタートして、上蒜山山頂で折り返して帰るものだという認識だった。ただ、そうなると累積標高は1500メートルくらいになってしまう。だいぶやさしい山になってしまうね。あと、上蒜山登山口から往復するにしても、その近辺にトイレや自販機はないし、そういう意味ではけっこうしんどい。これからは上蒜山から往復するのが主流になる可能性もあるね。

 平日なのに、思ったよりも参加表明が多く、一時は6名の参加者だった。平日開催も案外できるんだね。

 雨が降っていたので、スタート時間に困ったが、雨脚が弱くなったところで思い切って走り始めた。トレイルの状態も思ったよりもスリッピーじゃない。それでもさすが修行の山蒜山。倉吉市のTさん、米子のUさんには過酷だったかもしれない。Tさんはフルマラソンサブ3,5の実力の持ち主だが、往復は難しいと考えロードで帰られた。一方Uさんは、大山スカイトレイルラン18キロ完走の実力があるが、復路はかなり疲れていた様子。少しずつ遅れはじめ、中蒜山山頂の時点でこれは続行は難しいと判断され、中蒜山登山道を下山された。

 よくよく考えるに、三座を往復するだけなら下蒜山で折り返したらいいのに、わざわざ登山口までいこうとしている計画である。つまり、また下蒜山山頂まで登り返さないといけないし、そう考えるとかなり過酷なルートだ。

 

 Tさんは自力で車まで帰られたようだが、Uさんはかなり疲れていたようで、車で迎えにいくことにした。それでも苦しそうにされながらも笑顔が見れたので安心した。彼は十種競技をガチでやっていたバックボーンがあるので、いろいろな身体の使い方を知っておられると思うので、これからが楽しみ。

 ちなみに大阪のKさんは何食わぬ顔で往復されていた。ぱっとみおしゃべり好きのオッチャンなのに、脚の筋肉がヤバい。六甲山キャノンボールのナイトの部で優勝されたのもうなづける。いろいろ勉強させてもらい、帰路についた。