「ブレてしまうのを、前提にしちゃえ。」
しあわせのパン (ポプラ文庫)/ポプラ社

先日、映画「しあわせのパン」を観ました。
タイトル通り、しあわせな気持ちになったし
パンを食べたくなりました。
北海道の田舎で、小さなカフェを営む夫婦と
ちょっと変わったお客さんとのお話。
もう1歩、自分に素直になれたなら
幸せは、いつだってそこにある。
「好きな暮らしをしたいと思ったんです。
好きな場所で 好きな人と」
と大泉洋演じる主人公が言うのですが。
「いや、そうだよなあ」とえらく共感して
「どんな暮らしがしたいかなあ?」と
映画を観ながら、ずっと考えてました。
初心にもどったというか、
「ちょっとブレてたなあ」と
等身大の自分に帰れた映画でした。
自分では、まっすぐ進もうと
してるつもりでも
ブレたり
迷ったり
落ちこんだりします。
だからこそ、ふと
等身大の自分に帰れる時間を
持つというのは、大切で。
ブレないよう、迷わないように
頑張るよりも
ブレてもいいし
迷ってもいいし
落ちこんでもいい
でも、ちゃんと
自分に帰れる時間を持つ。
そっちの方が自分のココロに
余白が生まれますし、
ブレて、自分に帰っての
繰り返しで、
自分の芯が強くなっていく。
ブレてもいいです。
ちゃんと帰ってくるのなら。
そして今度は、ブレた幅が
あなたという器の幅にもなる。
どんな時間も無駄にならないって
神様はなんて粋な計らいをするのだろうか。
今日の問答は、こちら。等身大の自分になれる時は、何をしてる時ですか?