「少年は家を飛び出し、ペダルを強く踏んだ。」
その少年は、夏休み「家出iede」をした。
家にいても、学校にいても居場所なんてなかった。
笑ってるけど、笑ってない。
周りに人がいるけど、いつも「独り」。
ついに笑顔の下にあるモヤモヤが、溢れ出し
少年は家を飛び出し、ペダルを強く踏んだ。
辿り着いた先は、ある小さな港町。
そこで不思議なおじいさんに出逢い、
忘れられない夏休みを過ごす。
海と、おじいさんと、静かに向き合い
自分の抑えていた「本音」に気づいていき
少年は、ゆっくりと自分らしさを想いだしていく。

お坊さんになったのは、そんな誰かの
「家出先」をつくりたかったから。
街中から離れて、ゆっくりとした時間の中で
自分と向き合い、自分と繋がる場所を。
そうだ、家出しよう。
ちゃんと、ひとりぼっちになれること。
ひとりぼっちを楽しめたら、もっと誰かを愛せられる。
少し先の未来だけど、鞆の浦にそんな家出したい人の
ゲストハウスをつくりたいなと思っています。
お寺を使ってもいいかな。
今日から2日間、京都・大阪に行ってきます。
人生の先輩である尼僧さんやゲストハウスのオーナーに
自分の夢を、聞いてもらおうかと。
自分でやれることは、きちっとやって
道の先を歩いてる先輩に、分からないことは聞く。
自力と他力、どっちも大切ですね。
来月も、大阪行くと思うので
タイミングが逢えば、誰か逢いましょう。
ご飯会かお話会でも開けばいいんだな。
今日の問答は、こちら。自力と他力、今どちらに力が入ってますか?